内容説明
これまで専門の技術者がそれぞれの用途のため開発・用いられてきたため、敷居の高かった制御技術の習得。本書ではその敷居を取り払うべく、まず、制御するとはどういうことか、そのためにはどうすればいいか、身近なレベルから理解できる内容とした。筆者の1年間の講義ノートを基に構成した本書を、教室に座って聴講している感じで読み進んでいただきたい。
目次
序章 制御とは
第1章 制御システムについて
第2章 フィードバック制御の原点とPID制御
第3章 運動方程式とシミュレーション
第4章 運動方程式の別表現―伝達関数と状態方程式
第5章 安定性と定常特性
第6章 過渡特性と周波数特性
第7章 フィードバック制御系の設計
第8章 さまざまな制御手法
著者等紹介
章菲菲[ショウフェイフェイ]
1982年中国西北工業大学航空自動控制系卒業。1986年名古屋大学大学院工学研究科修士課程自動制御講座修了、同博士課程自動制御講座修了。1990年国立東京商船大学商船学部舶用制御工学科助手。1993年同助教授。2007年国立大学法人東京海洋大学海洋工学部海洋電子機械工学科教授。工学博士
伊藤雅則[イトウマサノリ]
1972年名古屋大学工業研究科修士課程機械工学専攻修了、日本鋼管(株)に入社。1976年技術研究所勤務。制御システム研究開発業務に従事。1991年エレクトロニクス本部勤務。1993年(株)エヌ・ケー・エクサ勤務。1996年東京商船大学商船学部交通機械工学講座助教授、同教授。2003年東京海洋大学海洋工学部教授。現在、東京海洋大学名誉教授。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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