内容説明
美少女タマミ、気まぐれシップ、大王キンカメ、顕彰馬ロードカナロア、キタサンブラック…。よみがえる名馬の記憶。競馬を活字で楽しむ好評シリーズ第3弾!
目次
第1章 人とダービー馬の話(ヒカルイマイ―「サラ系」の二冠馬;カブラヤオー―隠しとおした弱点 ほか)
第2章 きれいな牝馬は、好きですか(タマミ―天下の美少女;シスタートウショウ―才色兼備のサラブレッド ほか)
第3章 この馬、予想不可能につき(カブトシロー―新聞を読む馬;ギャロップダイナ―皇帝を抜き去った馬 ほか)
第4章 「最優秀短距離馬」という勲章(メイズイ―二冠馬は「最良のスプリンター」;ニッポーテイオー―「マイルの帝王」の可能性 ほか)
第5章 キタサンブラックをつくった男たち(誕生;成長 ほか)
著者等紹介
江面弘也[エズラコウヤ]
ノンフィクションライター。1960年、福島県生まれ。東京理科大学卒業後、(株)中央競馬ピーアール・センター入社。『優駿』の編集に携わったのちフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
7
かなり昔の馬と最近の馬が取り上げられています。やはりキタサンブラックの章が一番読み応えがある。2021/06/27
まこ
4
チケゾーはチケゾウだった、ゴルシさんカッケーとウマ娘でお馴染みのウマの話は必要以上に感情移入する。キタちゃん、関わった人も馬生もドラマチックすぎ。これは1章丸ごとテーマにしますわ2022/04/17
Musa(ムサ)
4
このシリーズもついに第三弾。このシリーズは競走馬の戦績だけでなく、そこに関わる関係者達を掘り下げて紹介しているのが面白いです。第三弾となった本作では第一弾以降に顕彰馬となったロードカナロア号とキタサンブラック号の二頭も含め、それぞれのテーマ別に魅力的な名馬達が紹介されていました。2021/06/01
森田健作
2
ゴールドシップを取り上げてくれたのは嬉しい。競走馬の数だけドラマがある。2022/02/20
Yanabod
2
江面さんの名馬を読むシリーズの最新巻。今回は記憶に残る名馬をメインにコラム形式で書かれており、最後のキタサンブラックをつくった男たちでは名馬の出産前から引退までを丁寧に記述されており読み応えがとてもあった。2021/08/05