内容説明
「船長日記」は、名古屋廻船督乗丸の船頭重吉が、長期間にわたって漂流し、さらに異国での生活をへて、苦難の末に帰国するまでの体験と見聞を池田寛親が聞き取ってまとめた貴重な史料である。本書は、新城の宗堅寺で発見された、池田寛親の自筆本を忠実に翻刻し、注釈と現代文訳を付している。「船長日記」の決定版。
著者等紹介
村瀬正章[ムラセマサユキ]
1915年長野県に生まれる。1935年台北一師卒業。1964年名古屋大学文学部研究生(4カ年)。日本海事史学会会員。交通史研究会顧問。三河地域史研究会代表
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