祥伝社黄金文庫<br> 日本と台湾―なぜ、両国は運命共同体なのか

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祥伝社黄金文庫
日本と台湾―なぜ、両国は運命共同体なのか

  • 加瀬 英明【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 祥伝社(2022/11発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396318260
  • NDC分類 302.224
  • Cコード C0122

出版社内容情報

●「世界で唯一日本を理解する国」の真実
・戦前のアメリカ人が見た日本統治下の台湾
・戦前の日本統治は何を遺したか
・昭和天皇お手植えの桜の里帰り
・戦後の日本外交の最大の汚点・日台断交
・なぜ米台関係がねじれてしまったのか
・2・28事件の始まりと終息
(目次より)

●中国の台頭と野心によって、窮地に立つ台湾、
日本にとって対岸の火事ではない

ロシアのプーチン大統領が始めたウクライナ戦争を、二つの国が凝視している。中国と台湾だ。
中国を抑止するためには、自由主義諸国の固い結束、とくに日米同盟が台湾防衛に当たって機能することが必要である。
中国が台湾に襲いかかることによって、台湾有事が発生した場合に、日本をかならず捲き込む局地戦争になろう。もし、日本が自衛隊を台湾に対する後方支援だけにとどめようとしたら、世界の物笑いとなる。そして、日米同盟関係が崩壊してしまおう。
(「文庫のためのまえがき」より)

内容説明

ロシアのウクライナ侵攻で、中国と台湾は新たな緊張関係に!「台湾を必ず守る」バイデン発言の真意とは?この国の本当の歴史と現実を、日本人は知らない。

目次

序章 台湾は中国ではない―その成り立ちと歴史をたどる
1章 世界で唯一「日本」を理解する国―戦前の日本統治は何を遺したか
2章 〓介石は台湾で何をしたのか―知られざる暗黒の国民党統治
3章 米中、日中に翻弄される台湾―世界で最も虐げられている国の悲劇
終章 「日本と台湾」の将来―なぜ両国は、運命共同体なのか

著者等紹介

加瀬英明[カセヒデアキ]
外交評論家。慶應義塾大学、エール大学、コロンビア大学に学ぶ。「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長。1977年より福田・中曽根内閣で首相特別顧問を務めたほか、日本ペンクラブ理事、松下政経塾相談役などを歴任。公益社団法人隊友会理事、東京国際大学特任教授。1936年、東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Kitakoshi Daisuke

0
私は台湾が大好きです. が,私含め台湾を好きな日本人は少なからずいる一方,台湾の歴史を詳細に知っている人は恐らくほとんどいないでしょう.そんな経緯もあり,ここ最近台湾の歴史に関する本をよく読みます. 著者は,特に反中国,親台湾のスタンスであり,中国には特に辛辣な記述が多いものの,過去&昨今の中国を見ると,それが極端なものとは思いにくい.そして何より,今なお国際社会で“宙ぶらりん“な状態のまま放置されている台湾の不安定さ,その中でも日本との親密な関係性が詳細に記述され,親近感がさらに増す一冊となりました.2023/01/17

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