感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
4
本作はM・ウェーバーの「経済と社会」の第2部第5章を訳出したものである。宗教が、古代~近代へと発展する過程で、社会経済(主に資本主義)との関係を、各宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンズー教、道教等)と比較し、解析、思考した作品であり、著者の幅広い博識と造詣の深さに圧倒される。本作において著者が最も問題として取り挙げている事柄は、古代ヒンズー教と古代ユダヤ教にあって、同じパーリア民族的社会であったにも関わらず、その後の経済発展の仕方が全く異質なものと化している点に注目し深く思考している。2013/09/30
遠藤 a.k.a. Kon
1
ウェーバーすごい。2012/06/23
Arko
0
1507272015/07/27