古代哲学の根本諸概念〈第2部門〉講義(1919‐44)

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  • サイズ A5判/ページ数 411,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784423196298
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C3310

出版社内容情報

1926年夏学期。ターレスからアリストテレスまでの古代哲学者を「有(Sein)」の視点から辿る。

内容説明

ハイデッガーは、この講義で、古代哲学者たちが、どのような仕方で、どのような方向から有(Sein)に迫ったかの跡をたどっている。プラトンの提案を有をめぐるロゴスの問題と整理して、アリストテレスの『形而上学』での「有は類ではない」の証明へ、そしてカテゴリー論、エネルゲイアーデュナミス論、運動論、魂論、生命論、現有論と続けていく。

目次

序論
第1部 古代哲学入門一般(アリストテレス『形而上学』第一巻に従って、古代哲学の中心概念と中心問題の提起を明示する;哲学的問いとして、原因と根拠を問うこと)
第2部 特に主要なギリシャの思想家達。かれらの問いと答え(プラトン以前の哲学;プラトンの哲学;アリストテレス哲学)
補遺(講義本文付録;メルヘン筆記録抄;ブレッカー筆記録)

感想・レビュー

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Püppie

1
ソクラテス以前からプラトン・アリストテレスまでの思想を講義で解説したものが後にまとめられて出版されたもの。だから一部抜け落ちている部分もあるが、講義で語りかける彼の熱意が感じられるときも。複数の講義の内容に基づいているので、途中でプラトンの『テアイテトス』篇やアリストテレスの『デ・アニマ』を読んで行くところもあった。だからぼくもそれらを読んでから臨んだ。語りかける相手が生徒たちなものだから、途中で「現存在発見の第一の現場!」などと自分の解釈で置き換えるときも。他、パルメニデス、ヘラクレイトスなど盛り沢山。2010/03/05

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