シリーズ「あいだで考える」<br> ハマれないまま、生きてます―こどもとおとなのあいだ

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シリーズ「あいだで考える」
ハマれないまま、生きてます―こどもとおとなのあいだ

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  • サイズ B6判/ページ数 176p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784422360171
  • NDC分類 K367
  • Cコード C0336

出版社内容情報

シリーズ「あいだで考える」

不確かな時代を共に生きていくために必要な
「自ら考える力」
「他者と対話する力」
「遠い世界を想像する力」
を養う多様な視点を提供する、
10代以上すべての人のための人文書のシリーズ。



「『大人になる』ってどういうこと?」「私、何歳になっても『大人になった』気がしない」──いま、子どもと大人の境界はますます曖昧になっている。本書では、子どもにも大人にもハマれないまま生きてきた著者が、自らの内なる「子どもと大人のあいだ」を見つめ、そこにうごめく性と暴力、死への衝動や生きることへのあがきを正直に、時に飄々と描く。そして幼少時から周囲の求める「○○らしさ」と闘い、やがてフェミニズムとキリスト教に出会い、言葉と思想を獲得してきたプロセスを語りだす。子ども/大人の二分法を超えて、「ひと」のありようを問う1冊。(装画:ミロコマチコ)

内容説明

幼少時からの絶望、性、自己否定と生へのあがきを見つめ「ことば」と「思想」を得てきた過程を語りだす―。子どもにも大人にもハマれない「変なイキモノ」たる私。10代以上すべての人に。

目次

1章 6月は絶望の月(大人になることへの絶望、大人であることへの絶望;HAPPY BIRTHDAY SIXTEEN)
2章 「子ども」にハマれない(子どもらしくない子ども;フィクションの中の子ども;ダンゴムシへの共感)
間奏曲 「子どもを書く」ということ
3章 「子ども」の私のセクシュアリティと自己否定(性の欲望と恥を秘めた幼稚園時代;『My Birthday』と不安;否定が内側に入りこむ;暴力と私)
4章 …まま、生きてます。(持って生まれたフェミニズム;正直であること・疑問を持つこと;私にとっての信仰;ダンゴムシ時々エビになる)

著者等紹介

栗田隆子[クリタリュウコ]
1973年神奈川県生まれ。文筆家。大阪大学大学院で哲学を学び、シモーヌ・ヴェイユを研究。その後、非正規労働者として働きながら女性の貧困や労働問題の解決に向けたアクションを行うグループやネットワークにかかわる。現在は新聞・雑誌などでの執筆を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えみ

42
家族・友人・知人…どんなに親しい人でも、たとえ前日に話が盛り上がったとしても、何故か短時間でリセットされてしまう親しみ。また顔を合わせるときに微かな緊張をもたらす決して近づけない人との距離。接する時に感じる違和感、馴染めない空気…子供の頃から微かに感じていた正体不明のストレス。繕って装いやり過ごしてきた人間関係。まさかこの本でその正体の一片を目撃することになろうとは。著者のように登校拒否や暴力、自傷行為に至るまでの激はないがただ一点、わけもわからず絶望していた。この共通認識は大きい。人に適応できない同士。2024/06/27

𝐂𝐄𝐋𝐄𝐒𝐓𝐈𝐍𝐄

5
思ったより本当に10代とか中高生向けの内容だった。2024/06/01

nnnともろー

4
周囲と馴染めず居場所がない苦しさ。多様性と個性。自分を語る言葉が見つからない・持てない。著者の場合はたまたまキリスト教との出逢いが救いにつながったが。「普通」が難しい。2024/07/11

an

2
ハマらないことを自分の所為と思った時代はあるが、こんなに拗らせることがなかったのは親のおかげであっさり環境を変えてもらったおかげかもしれない。 子供は自分で変えることは難しいならやはり周りの手というのは大事かもと思った一冊でした。ハマらなさが読んでいて苦しくなる。2024/07/22

はる熊猫

1
フェミニズムや政治への見解もあったが、社会学の本というより、ほぼほぼ著者の自伝。ミロコマチコ先生のイラストが素敵だ。2024/06/11

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