近畿景観<br> 近代大阪

近畿景観
近代大阪

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  • サイズ B6判/ページ数 436,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784422250069
  • NDC分類 291.63
  • Cコード C0020

出版社内容情報

【解説】
50数年ぶりの覆刻。大阪毎日新聞記者で紀行文作家,カメラマンだった著者が,大正末から昭和初期にかけて近代都市として変貌する時期の大阪を描写。都市探検の元祖といえる。

内容説明

昭和の初め、近代都市として大きく変貌していく大阪の街をカメラをぶら下げ、さまよい歩くひとりの漫歩者がいた。

目次

上空大阪
梅田、曽根崎
中之島公園夕景
タクシー雑記
大阪城の石
川口風景
新淀川漫歩
浦江歓喜天
高架線の中津
安治川の渡船
河川雑記
城東線雑景
天王寺秋彼岸
高津、生玉寺町
田蓑橋附近
デパート食堂風景
船場、島之内
道頓堀夜話
千日前逍遙記
心斎橋筋の一考察
宝塚女性王国
新世界から飛田
天下茶屋界隈
桜島から築港
淀川公園河景
国道筋の夜に
乗合バス遊覧記

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kamakura

4
1932年版の復刊。大阪のあの辺この辺の90年前の事。百貨店食堂の編が面白い。筆者は阪急の小林一三肝いり大食堂のことを「大資本主義料理」=効率・画一・衛生のみとして嫌がっている。今「阪急の大食堂」は牧歌的なものとして懐かしがられるのだが。この本によると、阪急大食堂はテーブル数なんと460,400人の「女給」で捌き、平日18000人、休日3万人の客を入れた。ランチ5千食、ライスカレー1500食。ほんとか?昭和初期の百貨店はまだ「見るだけ」スポットと思っていたが、庶民がぎゅうぎゅうに詰めかけていたことになる。2024/10/03

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