内容説明
ひとりぼっちでくらすこどものつるは、ねむるのもしょくじもたたかうのもひとり。「おまえも、わしたちのなかまに入れてやるぞ」そのしるしをうける時がはじめてきました。こどくしか知らなかったつるが知った、だれかとともにあるあたたかさをえがいたお話です。
著者等紹介
椋鳩十[ムクハトジュウ]
1905年長野県生まれ。法政大学卒業。受賞歴に『片耳の大鹿』で文部大臣奨励賞『孤島の野犬』でサンケイ児童出版文化賞・国際アンデルセン賞(国内賞)『マヤの一生』『モモちゃんとあかね』で赤い鳥文学賞・児童福祉文化奨励賞、“母と子の20分間読書運動”でモービル児童文化賞など。1987年没
黒井健[クロイケン]
1947年新潟県生まれ。新潟大学卒業。第9回サンリオ美術賞、『またたびトラベル』で第20回赤い鳥さし絵賞を受賞。2003年山梨県清里に「黒井健絵本ハウス」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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