出版社内容情報
【解説】
ルイス・キャロルが一人の少女のために語って聞かせた物語から,不朽の名作『不思議の国のアリス』が生まれた。その誕生までの軌跡と交遊のエピソード,彼の生涯を描く。
目次
第1章 陸の孤島からオックスフォードへ
第2章 オックスフォードの生活
第3章 『不思議の国のアリス』の誕生
第4章 『鏡の国のアリス』以後
第5章 不思議の国は世界へ
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ·天久鷹央·かくりよと続々アニメ最高です!!(≧▽≦)
43
小学六年生でも読めそうな本。『不思議の国のアリス』好きにはたまらない誕生秘話。
Flower
16
本屋さんで一目惚れして購入。 ルイス・キャロルさん(ドジスンさん)が撮った写真が魅力的。2019/06/30
viola
10
アリス関連書は色々出ているけれど、ルイス・キャロルの生涯関係本で一番読みやすいのはこれかなー? 他のはまだ読んでないけれど、厚さとか、内容から見て。全体的にカラーで写真やアリスの挿絵が多いので、そういった意味でも勉強になるかも。もうちょっとひと押しして欲しいところですが、それならば更に色々あたればいいわけで、これはこれでいいかなーーという感じでした。2011/10/09
白義
7
絵も写真も入ったビジュアル性の高い本、ということで、キャロルの伝記・入門にふさわしい一冊。伝記、作品断片、資料としての手紙に関連する挿し絵や写真、絵画まで、一冊にキャロルの人生をコンパクトに詰め込んだ良書。本人の著作を読んだ後か前に一冊、というならこれがよし。手紙の機知やユーモアが抜群で、思ったより行動的で牧歌的な生涯と共に、キャロルのよさを再確認できる。ページも薄くてさっと読めるのがいいね2011/10/23
evifrei
6
キャロルの生涯を概略的に示したもの。写真・挿絵多数。キャロルはオックスフォード大学のクライスト・チャーチを首席という成績でおさめた事で得た特別研究生という地位により、生涯をクライスト・チャーチで過ごした。特別研究生の地位の保持には二つの条件があったようで、それは生涯の独身と聖職者になることだった。キャロルは牧師だったと説明されることが多いが、正確には牧師ではなく執事役という立場だったらしい。牧師にならなかった事は諸説あり。65歳で風邪(インフルエンザ)をこじらせたことで生じた肺炎により命を終えた。2019/12/05