ナスカ地上絵の謎―砂漠からの永遠のメッセージ

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  • サイズ A5判/ページ数 343p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422202662
  • NDC分類 268
  • Cコード C0022

出版社内容情報

【内容紹介】
古代世界最大の謎ナスカの地上絵。ハチドリ、シャチ、コンドル、そして何十個もの渦巻き、ジグザグ、台形。さらに、総延長1500kmにも及ぶ無数の直線が、800k㎡(東京ドーム1万7千個分! )もの火星の表面そっくりな乾ききった大地を縦横に走り、交差する。なぜ、どのようにしてこの巨大図像は作り上げられたのか。世界の遺跡の天文学的意味を読み解いてきた著者がその謎に挑む。解読の方法論は意外なものだった。

【詳細目次】
はじめに
第1部 前奏曲
 第一章 序幕―砂漠のミステリー
 第二章 世界の不思議―全体図の中のナスカ
第2部 聖所への入場行進
 第三章 コロンブス以前のナスカ
 第四章 百聞は一見に如かず―パンパ発見
第3部 儀式
 第五章 神聖な景観―新たな千年紀に向けたひとつのナスカ像
第4部 退出聖歌
 第六章 迷宮へのレイ・ライン―ナスカ以外の大地の変形

【著者略歴】
コルゲート大学考古学・天文学教授。中南米の遺跡と天文学の関係を明らかにし、Skywatchers of Ancient Mexicoなどのベストセラー多数。ニューヨークタイムス、ニューズウィークなどへの寄稿多数。教育者としては「教育の進歩のための協会」から、National Professor of the Yearの賞を受けている。

内容説明

本書は、植民地時代の征服者から現代の天文学者、歴史家、芸術家、工学者、人類学者、冒険家までさまざまな人々のナスカ訪問と、彼らによるパンパのミステリーへの多様な説明の歴史を時代ごとに記録したうえで、ナスカの謎へのわれわれの客観的な答えを提示する。

目次

第1部 前奏曲(序幕―砂漠のミステリー;世界の不思議―全体図の中のナスカ)
第2部 聖所への入場行進(コロンブス以前のナスカ;百聞は一見に如かず―パンパ再発見)
第3部 儀式(神聖な景観―新たな千年紀へ向けたひとつのナスカ像)
第4部 退出聖歌(迷宮へのレイ・ライン―ナスカ以外の大地の変形)

著者等紹介

アヴェニ,アンソニー・F.[アヴェニ,アンソニーF.][Aveni,Anthony F.]
ボストン大学で学士号、アリゾナ大学で博士号を取得した後、1963年からニューヨーク州のコルゲート大学で教鞭を執る。現在、物理・天文学部と社会学・人類学部の両方の教授。新世界天文考古学のパイオニアとして、古代文明と天文学の関係を研究。特に、マヤとアステカの天文学の調査で知られる。1982年には教育振興協会により「プロフェッサー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれている

増田義郎[マスダヨシオ]
1928年生まれ。東京大学名誉教授。専攻は文化人類学

武井摩利[タケイマリ]
1959年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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