内容説明
なぜ覚醒剤はなくならないのか―。取締りが強化される一方で、売人や常用者の逮捕は後を絶たない。これまで決して語られることのなかった覚醒剤の秘史を紐解き、その流通ルートを徹底的に追った禁断のノンフィクション。
目次
第1章 日本にシャブを広めた男
第2章 第二次覚醒剤禍(韓国ルート)
第3章 謎の男ワタナベゲン(フィリピンルート)
第4章 第三次覚醒剤禍(多様化する覚醒剤シンジケート)
第5章 進化する捜査との戦い(タイルート)
第6章 最高機密(米軍ルート)
第7章 日本で一番悪い奴ら
著者等紹介
高木瑞穂[タカギミズホ]
ノンフィクションライター。風俗専門誌編集長、週刊誌記者などを経てフリーに。主に社会・風俗の犯罪事件を取材・執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Daisuke Oyamada
28
ヤクザが絡んでいることは、もちろん想像はしていましたが、これほど政府や警察、米軍までも絡んでいるものなのか。にわかに信じがたい内容ばかりです。 本書は、蔓延し続ける覚醒剤は、いったいどこから来て、どのように流通しているのか。日本のシャブ流通の闇に切り込んでいます。 日本の覚醒剤の値段は安定しているという。 押収量が増える=流通量が減る=値段が高くなる そんな図式にはならない。 それ・・・ https://190dai.com/2023/11/04/覚醒剤アンダーグラウンド日本の覚醒剤流通の全/2023/11/03
サトシ@朝練ファイト
18
日本が発明した覚醒剤と戦後から現在に至るまでの経緯とルート。分かりやすくまとめられています。2022/01/23
furu_sato_sf
3
どんなに警察が国内での摘発に力を入れようと、リスクを顧みずに高いリターンを得ようとする外国人や、”特権”を悪用する人々がいる限り覚醒剤の流通がなくなることはない。2021/12/06
多分、器用です
3
すげー説ぶっこんできたけど、いろいろ大丈夫なんだろうか?めちゃくちゃおもしろかった。2021/11/30
Q
1
味の素の製造機械が覚醒剤に転用されているなんて2022/09/28