大坂城をめぐる人々―その事跡と生涯

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大坂城をめぐる人々―その事跡と生涯

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  • サイズ A5判/ページ数 216p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784422201832
  • NDC分類 216.3
  • Cコード C0021

出版社内容情報



豊臣秀吉による築城以来、約440年にわたって歴史上の重要な舞台となってきた大坂城には、有名無名を問わずさまざまな人々が関わってきた痕跡が刻まれている。本書は、天下人や武将たち、数奇な運命に翻弄された女性たち、屏風絵に描かれた民衆などの多彩な人物を通して、大坂城にまつわる史実を多角的に描き出そうとするもの。大阪城天守閣の名物館長として、長年研究・広報活動に専心してきた著者による、大坂城の人物史話。

内容説明

天下人や武将たち、波乱の生涯をたどった女性たち、屏風絵に描かれた民衆など多彩な人々を通して、大坂城にまつわる史実を多角的に描き出す。大阪城天守閣前館長による人と城の史伝20編。

目次

第1章 織田信孝―本能寺の変と大阪城
第2章 豊臣秀吉―土木に秀でた天下人
第3章 利休と秀吉
第4章 豊臣秀吉の神格化と豊臣秀吉画像
第5章 お市の方と三人の娘たち
第6章 明智光秀の娘・ガラシャ
第7章 上杉景勝・直江兼続の生涯と豊臣政権
第8章 石田三成の重臣・島左近の画像
第9章 関ヶ原合戦と残党狩り
第10章 “独眼竜”伊達政宗の慧眼
第11章 秀頼時代の豊臣家と大坂の陣
第12章 豊臣秀頼の右筆・大橋龍慶の木像
第13章 大坂の陣に蠢いた女性たち
第14章 真田幸村と大坂の陣―智将幸村の生き方・戦い方
第15章 大阪府下における大坂の陣・真田幸村関係伝承地
第16章 播磨の豪将・後藤又兵衛
第17章 戦争と民衆―「大坂夏の陣図屏風」の世界
第18章 怨霊と化した豊臣秀吉・秀頼
第19章 江戸時代の大坂城と尼崎・西宮・兵庫
付篇 大阪城天守閣での三十五年

著者等紹介

北川央[キタガワヒロシ]
1961年、大阪府生まれ。神戸大学大学院文学研究科修了。専門は織豊期政治史、近世庶民信仰史、大阪地域史。1987年に大阪城天守閣学芸員となり、主任学芸員、研究主幹などを経て、2014年より大阪城天守閣館長。2022年3月末に大阪城天守閣を定年退職し、現在は九度山・真田ミュージアム名誉館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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練りようかん

8
利休やお市の方と三人の娘たちのように、大坂城からすぐ連想する人もいれば、よく知らない人もいて幅の広さに興味を引かれた。秀吉の中華思想で中国移住を考えさせられたのが面白い、ガラシャといつも短い幸せにため息をつき、大坂の陣を予見した政宗の書状が茶人に託されるのが当時の人間的距離感を思わせ、初めて深く知る人物もいて勉強になった。特に印象的なのは真田幸村。実際目にしたものもあるが掲載資料を見ると改めて石碑が多いと思った。それだけ偉人で人気があったということなのだろう。今建設中の施設、豊臣期の野面積みが楽しみ。2024/02/19

onepei

2
後藤又兵衛の章に興味を引かれた2023/10/01

狐狸窟彦兵衛

1
大阪城天守閣前館長が、折に触れて発表された論考をまとめた本です。講談師見てきたような嘘を吐き、などといいますが、「史実」とされる同時代の記録も随分いろいろあり、「真実」を探るのは難しいのだと知ります。それでも歴史資料から、戦国の英雄から庶民まで、みんな確かに生きていた、という息遣いを感じるよう導いてもらえます。興味深い本です。2023/08/06

NAGISAN

0
北川前館長が過去に発表されたものを編集。大阪城に関連する武将・女中を核として、資料とともに描く。他の小説に取り上げられる重臣にスポットを当てないのはなぜと思いながら、想像するするのも楽しい。地元・堺の南宗寺の家康の墓(大阪夏の陣で討ち死)は、大阪人らしい江戸への対抗意識の表れ。本能寺の変の時に、堺で死んだという話もあるなぁ~。2023/09/28

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