出版社内容情報
現代の私たちを取り巻く環境は厳しくメンタル不調が増えるなか、国家資格としての公認心理師が誕生、心理学部や心理学科などの増員・開設が相次ぎ、心の問題への関心が高まっています。本書は、心理学に興味を持つ高校生、心理学部に入学した大学生や保護者の方に向けて、大学選びから就職・大学院進学まで、大学生活と学びの流れをやさしく紹介。教養科目・専門科目の学び方、アルバイト、レポートの書き方、実習、論文執筆など具体的な場面を示しつつ、その時々の迷いや不安に寄り添い学びの道筋を照らす、大学生活必携の一冊です。
【目次】
はじめに
第1部 大学で心理学を学ぶまでの道
第1章 心理学を学ぼうと思うきっかけと動機付け
第2章 大学入学に向けた多面的な準備
コラム1 キャリア・パスに隠されている誤解
第2部 大学入学から２年生頃までの道
第3章 入学におけるクラスメイトとの出会い
第4章 大学における語学の学び方
第5章 大学生における教養科目の学び方
第6章 学生生活における居場所づくり
第7章 基礎ゼミにおける研究への準備
第8章 将来に対する不安とキャリア教育
コラム2 基礎心理学を学びましょう
コラム3 地域支援と心理学
第3部 2年生頃から卒業までの道
第9章 専門科目の内容とその学び方
第10章 心理学における基礎心理学の学び方とその意義
第11章 心理学科目から学ぶ専門知識と専門性
第12章 心理学部における進路の分かれ道
第13章 公認心理師科目と心理演習
第14章 心理実習と心理学のフィールド
第15章 心理学部の就職活動と多様な進路
第16章 大学のゼミで学心理学研究法
第17章 卒業研究の道筋とその難所
第18章 大学院進学への道筋
コラム4 「人とは？」「自分とは？」
コラム5 L'insoutenable ambiguite de la psychiatrie
第4部 大学院修士課程・博士課程への道
第19章 大学院のカリキュラムと研究
第20章 大学院生活をスムーズに進める
第21章 相談室実習と心理臨床家への道
第22章 学外実習と社会性
第23章 修士論文作成と就職をめぐって
第24章 博士課程への道
コラム6 師・友・書にめぐりあう場
おわりに
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