平凡社新書<br> 入門講座 三島由紀夫―31作品の勘どころ

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平凡社新書
入門講座 三島由紀夫―31作品の勘どころ

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582860870
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0291

出版社内容情報

《概要》
◎生誕100年を飾る、ミシマ文学への最良の入門書!!
「身を挺して」「悲劇的なもの」になりたいという、死によって完結する欲動を抱えながら、45年の生涯を生きた三島由紀夫。身を焦がすような大義に殉じたいという願いと、生きて何事かを成したいという欲求……。そのせめぎあいのなかで執筆された代表作から、生と死の反復を読み解く。作品論であり、三島の作家像にも深く迫った最良の入門書。

《取り扱う31作品》
「凶ごと」「詩を書く少年」「館」「花ざかりの森」「若人よ蘇れ」『盗賊』「ラウドスピーカー」「宝石売買」『仮面の告白』『愛の渇き』『青の時代』『禁色』『アポロの杯』『潮騒』『沈める滝』『金閣寺』『鏡子の家』『宴のあと』「憂国」『鹿鳴館』「弱法師」『サド侯爵夫人』「女方」「英霊の声」『美しい星』『絹と明察』『午後の曳航』『春の雪』『奔馬』『暁の寺』『天人五衰』

《目次》
1 生誕地、そこで見たもの
2 詩を書く少年から文学青年へ
3 二十歳、戦後の出発
4 『仮面の告白』の決意
5 『禁色』と世界一周の旅
6 伊勢湾の島と山奥のダム
7 『金閣寺』の美と生
8 『鏡子の家』の失敗
9 「憂国」の至福
10 演劇の魅力
11 「演技」を生きる
12 集大成『豊饒の海』の第一巻から第三巻
13 『豊饒の海』第四巻と最後の時



【目次】

1 生誕地、そこで見たもの
2 詩を書く少年から文学青年へ
3 二十歳、戦後の出発
4 『仮面の告白』の決意
5 『禁色』と世界一周の旅
6 伊勢湾の島と山奥のダム
7 『金閣寺』の美と生
8 『鏡子の家』の失敗
9 「憂国」の至福
10 演劇の魅力
11 「演技」を生きる
12 集大成『豊饒の海』の第一巻から第三巻
13 『豊饒の海』第四巻と最後の時

内容説明

「身を挺して」「悲劇的なもの」になりたいという死によって完結する欲動を内に秘めて、四十五年の生涯を生きた三島由紀夫。その多彩な執筆活動のなかから生きようとする意欲と死の欲動とのあらがいを探るミシマ文学への最良の入門書。死の欲動を抱えながら、三島はいかに生きたのか。代表作から、生と死の反復を読み解く。

目次

1 生誕地、そこで見たもの
2 詩を書く少年から文学青年へ
3 二十歳、戦後の出発
4 『仮面の告白』の決意
5 『禁色』と世界一周の旅
6 伊勢湾の島と山奥のダム
7 『金閣寺』の美と生
8 『鏡子の家』の失敗
9 「憂国」の至福
10 演劇の魅力
11 「演技」を生きる
12 集大成『豊饒の海』の第一巻から第三巻
13 『豊饒の海』第四巻と最後の時

著者等紹介

佐藤秀明[サトウヒデアキ]
1955年神奈川県小田原市生まれ。立教大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)。神奈川文学振興会職員、椙山女学園大学教授、近畿大学文芸学部教授を歴任。近畿大学名誉教授。現在、三島由紀夫文学館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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tamami

53
55年前のあの日、市ヶ谷駐屯地のバルコニーから演説する彼の姿は強烈な印象を齎し、ついには全集の購入に至ったものの、ほとんどが手つかずの状態であった。何かきっかけをと思っていた矢先に本書に巡り合う。主要作品の梗概と作者の生と死への強烈な思いを、「前意味論的欲動」と名付けられた内なる欲動を軸に解き明かしていく。主要作品の作者の生涯における意味づけを知るとともに、三島由紀夫という小説家が、戦前から戦後、いかに屹立した存在であったかを改めて知ることができた。語り口調の文体と、急所を射た引用が、理解を助けてくれる。2025/09/23

Kb54081271Kb

4
三島由紀夫の31作品をその本人の言動と共に書評する本。独特の美学に基づいた拡張高い文章を、この本を読んで懐かしく思い出した。三島といえばその最後の作品、「豊饒の海」のラストシーンが印象的だが、著者も力の入った書評で、興味深く読んだ。 2025/10/05

moriatyj

0
前意味論的欲動を鍵概念として、三島作品を紹介すると共に、三島由紀夫の生涯を辿る。そればかりでなく、三島作品に新たな読み方を提示する、入門書にして読み直しの書である。2025/10/02

くろう

0
「前意味論的欲動」という解釈のもと、ミシマ文学を紹介していく入門書。代表作すら未読の身、自分のような初心者には持ってこい。どうしてもその最期が目立ってしまうが、こうやって生い立ちから作品を追っていくのも面白い。語り口調で読みやすく、順を追って作品が紹介されそして最期へと向かっていく。多くの謎が散りばめられたその人生と作品たち。生誕100年。誕生日占いの本でいつも目にしていた人物について、ほんの少し知れた気がする。著書も読みます。2025/09/19

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