出版社内容情報
子どもにとって強い感情をコントロールするのはとても難しいことです。本書は、マインドフルネスの手法を使って自分の気持ちと上手に付き合うための簡単な方法を紹介しています。【幼児~小学校低学年向け・総ルビ付き】
・4つの感情「怒り」「興奮」「不安」「悲しみ」の扱い方を学ぶ。
・体を動かしたり、立ち止まって呼吸をしたり、感情コントロールに役立つさまざまなエクササイズを紹介。
・子どもでも簡単にマインドフルネスを実践できる、カラフルな絵とわかりやすい説明。
内容説明
こんなとき、どうすればいいの?怒ったとき、落ち着かないとき、不安なとき、悲しいとき―強い感情とうまく付き合うための簡単なエクササイズを紹介。
目次
怒ったときには…(信号機:次にどうすればいいか、信号機をよく見てみよう;火山の呼吸:怒りの噴火を安全にしずめよう;気持ちの列車:大事にしたい気持ちを選ぼう;魔法の言葉:自分の言葉で助けを求めてみよう)
気持ちが落ち着かないときには…(ひりひりハンド:エネルギーをこすり落とそう;ちょうちょのハグ:おだやかになれるすてきなハグを練習しよう;ふりふりダンス:落ち着くまで体をゆすってみよう;びっくり箱ジャンプ:あふれそうな気持ちを吐き出そう)
不安になったときには…(心配を波で洗い流す:海を思い浮かべてみよう;こころの庭の草むしり:心配したくなる思いを手放そう;ヒトデの呼吸:体全体を落ち着かせてみよう;私にできることって?:自分がコントロールできることについて学ぼう)
悲しくなったときには…(雲からこぼれる太陽の光:いいことを考えてみよう;私の幸せな場所:幸せで安心できる場所を想像してみよう;まあるい呼吸:気持ちをおだやかにしてくれる深い呼吸をしてみよう;なみだの役割:気持ちを外に出してみよう)
著者等紹介
セルビー,シャロン[セルビー,シャロン] [Selby,Sharon]
カナダのブリティッシュコロンビア州ウェストバンクーバーの登録臨床カウンセラー。24年間にわたり、認知行動療法を用いたカウンセリング、子ども向けグループセラピー、10代の若者やその家族のサポートに携わる。数多くの講演を行うほか、メディアでも活躍。人気子育てブログのライターでもある。幼い子どもたちの不安を取り除くために、世界中の親たちに力を与え、教育することに情熱を注ぐ。YWCA Woman of Distinction Awardにノミネート歴がある
ハーリー,アンナ[ハーリー,アンナ] [Hurley,Anna]
アメリカのカリフォルニア州オークランド在住のイラストレーター。数多くの児童書の制作に携わり、印刷物やパッケージのイラストも手がける
芦谷道子[アシタニミチコ]
大阪大学人間科学研究科博士課程単位取得退学。博士(医学)。さまざまな医療機関や教育機関、福祉施設で心理士として心理療法に携わり、2007年より滋賀大学特任講師、2012年より同大学准教授、2018年より同大学教授。主に、子どもの心身症に対する心理的支援、およびマインドフルネスについての研究に従事。臨床心理士、公認心理師、グローバルマインドフルネスコラボラティブ(GMC)認定MBSR講師、英国MiSP認定Teach.b講師(中高生のためのマインドフルネス認定指導者養成講師)、関西医科大学非常勤嘱託、大阪大学非常勤講師、株式会社イヴケアCKO等兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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