エンカウンター・グループ―人間信頼の原点を求めて (新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422113883
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

出版社内容情報

カウンセリング法「エンカウンター・グループ」の実態と意味を、普及と発展に努めたロジャーズが解説。

内容説明

来談者中心療法を創始したロジャーズが次に取り組んだエンカウンター・グループの普及。自己を表現し、真に人と出会うことが個人の成長に与えるその意味と実態を説く。

目次

1 「グループ」の起こりとこれまでの動向の概観
2 エンカウンター・グループの過程
3 私はグループを促進するような人間でありうるか
4 エンカウンター・グループ後の変化―個人・人間関係・組織における
5 個人の変化―その経験のプロセス
6 孤独な人―そのエンカウンター・グループ体験
7 研究からわかっていること
8 応用分野
9 促進技法の養成
10 グループの未来

著者等紹介

ロジャーズ,カール・R.[ロジャーズ,カールR.][Rogers,Carl R.]
1902年~1987年。オハイオ州立大学、シカゴ大学、ウィスコンシン大学各教授、西部行動科学研究所を経て、人間研究センター、レジデント・フェロー。アメリカ応用心理学会会長(1944年)、アメリカ心理学会会長(1946年)、アメリカ心理療法家アカデミー会長(1956年)などを歴任

畠瀬稔[ハタセミノル]
1931年生まれ。1954年京大教育学部卒、1959年同大学院博士課程修了。教育学博士(京大)。1967~69年西部行動科学研究所および人間研究センターへ留学。京都女子大学名誉教授。現在、KNC(関西人間関係研究センター)代表

畠瀬直子[ハタセナオコ]
1940年生まれ。1964年お茶の水女子大学児童学科卒、1972年京大大学院教育学研究科博士課程修了。その間1967~69年渡米、臨床心理学、エンカウンター・グループを研究。関西大学文学部教授を経て、現在、KNC(関西人間関係研究センター)にて研究・実践を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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dometaro

0
2011.10カールロジャース曰く人類による20世紀最大の文化的発明であるエンカウンターグループ。防衛を取り払った真の自己との出会いと真の他者との出会い。その中で生まれる絆、癒しの力。臨床というより啓蒙、予防に使えるようになりたい。晩年にロジャースが取り組んだグループ体験による紛争解決や異文化理解というのも非常に興味深い。亡くなったちょうどその年にノーベル平和賞にノミネートされたロジャースの肯定的人間観に学ぶところは大きい。おもしろかった2011/02/17

ぴーた

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課題本として読了。エンカウンターグループに参加する事前課題として読みました。なんだか怖いような?治療効果?セラピー効果の威力を感じました。ただ、その場で出会う人との相乗効果なので。何がどう変化するのか?方向性が読めない(^_^;)はて、どうなるんでしょう?もう1冊ぐらいは関連本読みたいと思います。2023/01/12

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