内容説明
始まりは1959年、アメリカからの招待状だった。ハクチカラ、スピードシンボリ、タケシバオー、日本の名馬は、実力の差、遠征の不利に泣いた。最強馬の名をほしいままにしたシンボリルドルフですら、その壁を乗り越えることができなかった。しかし競馬の本場での勝利にかけるホースマンの努力は、シーキングザパール、タイキシャトルのGI制覇として実った。貴重な写真の数々とともに、馬と人の歴史が綴られる。
目次
PHOTO(夢が叶った日;挑戦の始まり;皇帝の挫折;アジアの国際化;近づく世界の蹄音)
1章 挑戦の始まり
2章 皇帝の挫折
3章 アジアの国際化
4章 世界の蹄音