内容説明
この絵本の特徴(1)世界各国の家庭で食べられている日常的な食事を、管理栄養士の視点からわかりやすく解説しています。(2)食事にまつわる習慣や、日本では見られないような料理道具などから、その国の文化や自然背景などがわかり、世界を見る新たな視点が養われます。(3)その国の代表的な料理のレシピを紹介しており、実際につくることができます。
目次
時間がない平日の朝ごはんは簡単です
昼ごはんは給食です
晩ごはんは冷たい料理です
コロンブスの航海がパプリカをもたらしました
100品種以上のパプリカがあります
一週間の家での料理です
台所の様子を覗いてみると
市場へ行きましょう
よくホームパーティをします
楽しく食べるのがマナーです
夏は美味しい野菜が豊かに実ります
季節の違いがあります
地方によって違った料理があります
ハンガリーのごはんをつくってみましょう
もう少しハンガリーのごはんの話
著者等紹介
銀城康子[ギンジョウヤスコ]
1956年、青森県生まれ。管理栄養士。2年半フランスに滞在し、フランス在住日本人の食生活調査、フランス各地の日常食調査を行なう。帰国後も、非常勤講師や執筆活動をしながら、世界各地の日常食調査を続けている
山本正子[ヤマモトマサコ]
1964年、千葉県生まれ。イラストレーター。児童書などで挿絵を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
65
パンにつけるのはラード😨😨😨😨これ私絶対に無理です😢😢😢ハムやチーズなど夜は「冷たい食事」😨😨😨😨これも無理!しかも大人はアルコールを飲めるが、子ども達は水!これは耐えられない😢😢😢ししとうもピーマンも総称してパプリカと呼ぶらしい。2023/08/01
ぶんこ
40
日本の1/4の国土の農業国。海が無いので魚は淡水魚。バターのかわりにラードをパンに塗ったり、料理に使ったりしています。火を使った料理は休日だけのように1週間のメニューにはなっていて、揚げる・焼く・炒めることは殆どせず、煮込むか蒸すのが多い。その時には大量のパプリカパウダーを使う。パプリカの消費量は世界一?面白かったのは「国の誕生日ケーキ」を決めるコンクールが毎年あって、決まるとレシピが公開されて国中のケーキ屋さんで売られる。その時期に旅行したくなりました。2022/04/28
遠い日
10
「絵本 世界の食事」シリーズ24。おもしろいなと思ったのは、ピーマンもシシトウも赤ピーマンも唐辛子もパプリカも、全部ひっくるめて「パプリカ」と呼んで、多食すること。やっぱり冬の寒さが厳しいせいだろうか。もうひとつ。デザートには、「国の誕生日ケーキ」というものがあって、毎年コンクールで決めるそうだ。建国記念日に併せて発表されるのだとか。こういう遊び心、すばらしいと感じます。2020/04/18
ぽけっとももんが
8
このシリーズで楽しみにしているのが一週間の家での料理。一般家庭の一週間のメニューをイラストで見せてくれる。1日30品目とか栄養バランスとか、それは日本だけの話ですか?平日はパンとサラミなどの冷肉、サラダだけでいいんだね?パプリカにはビタミンCが日本に流通している野菜果物の中で一番多く含まれているそうですが、だからパプリカ食べていればいいのかな。伝統の食卓として毎日同じようなものを続け食べるところは多いのだろう。シリーズのほかの巻も予約しているので楽しみ〜。2020/05/16
TAGO
7
このシリーズで毎回楽しみなのが 『一週間分の家庭料理のページ』 朝昼晩とイラストで紹介されています。 インスタでもそうだけど 人んちの食卓を見るの好きなんですよね。 ハンガリーの食卓は 平日の晩ごはんは火を使わない料理。 ハムやサラミ、チーズにパンを切って あとはサラダを作るくらい 日本の加工肉は食品添加物が盛り沢山だけど ハンガリーの加工肉はどうなんだろう?2020/07/24