離婚と子ども―心理臨床家の視点から

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  • サイズ A5判/ページ数 233p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422113852
  • NDC分類 367.4
  • Cコード C3011

内容説明

子どもにとって、最善の道とは?心理臨床家であり、家事調停委員の経験も豊富な著者が、多くの事例を挙げつつ、離婚が子どもに与える影響を考察。子どもと片親の面会交流を制度的に保証するなど、先進的な取り組みを推進するアメリカの現状を詳しく紹介し、離婚後の親子関係が抱える“葛藤”を乗り越える道筋を探る。

目次

第1章 離婚のプロセスと離婚後の課題
第2章 離婚の子どもに与える影響:事例分析を通して
第3章 離婚後の親子関係:日米比較
第4章 米国の離婚調停
第5章 高葛藤離婚家族の特徴
第6章 葛藤を越えるための方策
付録資料 ラリー・ファミリー・ビジテーション・サービス

著者等紹介

棚瀬一代[タナセカズヨ]
1943年生まれ。高校時代AFS交換留学生で渡米、1968年国際基督教大学卒、1978‐80年関西いのちの電話相談員、1983‐90年京都いのちの電話相談員、1990年‐2002年大津家庭裁判所家事調停委員、1997年京都大学大学院教育学研究科博士課程修了、1999年博士(教育学)、臨床心理士。京都女子大学現代社会学部助教授、帝京大学文学部助教授を経て、神戸親和女子大学発達教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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