IKEAモデル―なぜ世界に進出できたのか

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784420310611
  • NDC分類 673.7
  • Cコード C0098

出版社内容情報

IKEAの元CEOが、低価格実現のための秘策や、時代が要請する社会貢献のあり方など、理想の企業をつくりあげるヒントを大胆に提示する!各界から絶賛の声が寄せられた、IKEA躍進の軌跡!

内容説明

IKEAが世界的大企業に成長した背景には、揺るぎないビジョンと緻密なビジネスモデルがあった。各界から絶賛の声が寄せられた躍進の秘密。元CEOが、低価格実現のための秘策や、時代が要請する社会貢献のあり方など、理想の企業をつくりあげるヒントを大胆に提示する。

目次

優れたビジネスの四つの礎
第1部 社会的責任を伴うビジョン(強くダイナミックな企業文化を保つ;多様性―正しいビジネス選択;環境目標;市場の観点)
第2部 バリューチェーン管理を通じて差別化する(ユニークな商品レンジを構築する;低価格を実現するサプライチェーンを築く;小売店の効率化;効果的な広報戦略;「ひとつ」の会社として働く)
第3部 市場リーダーシップ、そしてバランスのとれた市場ポートフォリオ(市場戦略;ヨーロッパでの拡大;アメリカでの事業強化;ロシア、アジア太平洋地域での発展;ローカル企業か、グローバル企業か;小売業のグローバル展開)
第4部 長期的な観点で築く(財務;CEOの役割)
良き企業としてビジネスを成功させる

著者等紹介

ダルヴィッグ,アンダッシュ[ダルヴィッグ,アンダッシュ][Dahlvig,Anders]
1957年スウェーデン生まれ。大手家具メーカーIKEAの前CEO。その在任期間中、IKEAは店舗数を130から270に増やすとともに、売り上げを73億ユーロから213億ユーロに伸ばし、大成長を遂げた。また、企業の社会貢献の大切さを説き、自らの経営に大胆に取り入れた。2009年、その功績を認められ、「オスロ・ビジネス・フォー・ピース・アワード(オスロ賞)」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

300
IKEAがどのようなビジョンを持って世界に進出したのか?IKEAだけの事例とせず、どこの企業でも参考になりそうだった。逆に家具メーカーでなくとも他のメーカーにも当てはめやすく感じた。2017/08/14

Miyoshi Hirotaka

28
グローバルとローカルは表裏一体。グローバル企業だが、スウェーデンのナショナルカラーと北欧文化に価値の中心を置くIKEAがそうだ。成長するほど組織の軸や哲学が重要になる。一方、企業は最善の形を目指し成長し発展する過程で、経済的な成功と正しい行動の間でバランスを見出すことが必要。企業は適切な価値観をもつオーナーに支配されるべきで、そうでなければ、経営陣が勇気を持たなければならない。単に裕福であるというよりは、事業をどう運営し、富を何に使うかが評価される。価値観は変化している。それは変化を求めるに十分な理由だ。2017/07/11

たー

20
ただの安売り家具の会社かと思ってたけど、ただそれだけではなかったようだ。2013/04/06

コアラ太郎

14
なぜ長期的展望の目標が必要なのか、なぜ社会的な取り組みを、会社に取り入れていく事が大切なのかを世界的小売業のIKEAから通して感じることが出来ます。常にコスト意識を高め、下げられたら儲けるのではなく、価格を下げていく努力があるからこそ、世界的な企業になっていったのだと思われます。日本の企業でも、世界に進出している会社は、大きなビジョンをあげ、忠実に実行しているからこそ繁栄を続けられるのだなと感じます。借り入れに対するスタンスもとても参考になります。仕事をしている人として、必読の書だと感じます。2015/06/25

tkokon

6
【背筋を正す】IKEA元CEOによるIKEA論。淡々と描かれているが、各章がそれだけで一冊の本になってもおかしくない、卓越した実績。経営の全方面で、卓越した実績を残したからこそ、今日のIKEAがある。そんなIKEAでも「文化と会社のDNAに組み込むには、10年、20年という年月がかかるかもしれない」というのだ。CEO在任11年間で、売上高を3倍に増やし、10%を大幅に超える営業利益率を叩き出し、販売価格を20%引き下げた人物が、そう言うのだ。淡々と、しかし目線は高く!自分もそうありたい。2013/07/27

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