内容説明
スペシャリスト広瀬が振り飛車穴熊の限界に挑む!最強の敵、居飛車穴熊とどう戦うか?
目次
第1章 穴熊まで
第2章 居飛車先手5五歩作戦
第3章 居飛社先手6六銀作戦
第4章 居飛車先手6六歩作戦
第5章 先手振り飛車
第6章 頭のトレーニング
第7章 振り飛車穴熊自戦記
著者等紹介
広瀬章人[ヒロセアキヒト]
1987年1月18日、北海道札幌市の生まれ。1998年9月、6級で勝浦修九段門。2005年4月1日、四段。2014年2月13日、八段。2009年、第40期新人王戦で棋戦初優勝。2010年、第51期王位戦でタイトル初挑戦。4勝2敗で初タイトル獲得。2012年、第70期順位戦でB級1組に昇級。2014年、第72期順位戦でA級昇級。将棋大賞は第38回(2010年度)で敢闘賞、名局賞を受賞。タイトル戦登場は2回、獲得は王位1期。棋戦優勝1回(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinaba
1
お互い固めつくすような展開が多いけどどれも指しててしんどそう2016/05/12
ロタ
0
居飛車側に恣意的な指し手が少なく誠実な棋書。全体として振り飛車穴熊は厳しい状況にある。-300点でプロ棋士が「指す気がしない」と言われる現代。結果図のほとんどは-500点以下である。ただし1手の間違いで簡単に消し飛ぶリードなので玉が堅い分実戦的にはアマチュアなら全然ありだろう。終盤力で捲ることが出来るからだ。相穴熊はどっちを持っても勝つまでが大変だ。居飛車党目線では振り穴の狙い筋を複数知ることが出来て良い本だったと思う。2019/08/11