出版社内容情報
この資格どう活かせばいいの?
行政書士は何する人? 何ができるの?
経験や実績は活かすことができる?
行政書士は何者なの? よくある疑問に答えが出せる!
行政書士試験は、法律系国家資格の登竜門として、年間約5万人が受験して、約6,000人が合格、そして約3,000人の方が開業しています。また、受験者の年齢層は、10代から80代まで幅広く、国家資格のなかでは人気の資格であるといえます。
一方で、法律系資格のなかで最も実務のイメージがつきにくい資格であるともいえます。
受験者の多くは、行政書士がどのような仕事をしているのかよくわからずに試験を受け、合格者した人の多くが行政書士の実像をつかみきれないまま開業しているようです。
名前はよく聞くけど、一体何している人なのかよくわからない。それなのに、毎年5万人もの人が受験する「行政書士」は、とても不思議な資格であるといえます。
業務のイメージがわからないと、開業後のビジネスプランが描きにくいし、業際問題にも抵触しやすい。行政書士を目指す人が、行政書士の「正体・本質」をつかみきれないまま「受験?開業」へ流れると大きなリスクを抱え込むことになります。
本書は、「法律の専門知識で人の役に立ちたい」という想いを持つ多くの人に、行政書士の本質・正体を解き明かし、行政書士試験を「受ける/受けない」、「開業する/しない」を判断する材料を提供します。
行政書士の業務や業際がわかりにくい原因の一つは、行政書士という資格の成立過程にあります。そこで、行政書士がどのような経緯で成立したのか、順を追って解説していきます。
「代書人」という行政書士の祖先から、弁理士、司法書士、税理士、会計士、建築士などが次々と分離独立していく過程をみることで、「広範な業務分野を持つとともに、できないことが多い」理由がわかり、業際の作られる過程も見えてきます。
また、歴史を振り返るとともに、行政書士法を丁寧に紐解くことで、わかりにくい「業際」のラインを可視化しています。
行政書士として活躍している人の本音や、行政書士が携わる広範な業務範囲を一望できる「専門分野」発見リストなど、行政書士の理解に役立つ情報が盛り込まれていますので、行政書士が気になっている方、資格を取って独立したい方は、是非ご一読ください。
第2版では、大改正された行政書士法を解説した新章を追加したほか、「専門分野発見リスト」を全面改訂しています。
「専門分野発見リスト」は、「行政機関の所轄事務」ごとに「依頼者のニーズ」と「行政書士の業務内容」が一目でわかるように整理されたリストです。
報酬額統計調査に基づいて、行政書士が業務として作成している書類がほぼ網羅されていますので、順番に目を通すことで、実務がイメージできるとともに、開業後に手掛ける業務を選ぶヒントを得ることができますので、是非ご活用ください。
【目次】
Chapter1 行政書士の「本質」を解き明かす
1 町の法律家「公事師」「町村役人」の登場 -江戸時代後期-
2 「在野三法曹」の誕生 -江戸時代から明治-
3 明治・大正から昭和へ -「代書人」から「国家資格・行政書士」誕生へ-
4 代書人から分離・独立していった「分野特定の法律系国家資格者」たち
5 行政書士の「本質」 -分野不特定の法律系国家資格-
Chapter2 行政書士が「できる」「できない」「守らなければならない」こと
1 行政書士法の「使命」
2 行政書士が「できる」こと
3 行政書士が「できない」こと
4 行政書士が「守らなければならない」こと
Chapter3 行政書士法改正の要点
1 「目的規定」から「使命規定」へ
2 デジタル社会への対応の明文化
3 「特定行政書士」の職域拡大
4 業務の制限規定の明確化
5 両罰規定の整備
Chapter4 「仕事」について考える
1 「仕事」とは何か -仕事の成立要件-
2 行政書士の「相手」はどういう者なのか -開業後に現れる「相手」を知る-
Chapter5 行政書士を活用して「好き」なことを「仕事」にする方法
1 「分野不特定」に内在する「広範な業務範囲」を活用する
2 「法律系国家資格」に内在する「信用」を活用する
Chapter6 本音で語る5人の開業ストーリー
1 司法過疎地で住民と行政の「合意形成への橋渡し」として奮闘中[土谷 武史]
2 「お墓」への探求を仕事にするため、行政書士を選んだ[長谷部 美子]
3 「実績」を活かして依頼者とともに夢を実現中[山田まゆみ]
4 行政書士で「学び」を「仕事」に活かす[渡邉 愛里]
5 「資料好き」と「社会との関わり」を軸に緻密な書類を生み出す[北條 健]
5 「資料好き」と「社会との関り」を軸に緻密な書類を生み出す[北條 健]
6 5人の3つの共通点
Chapter7 専門分野発見リスト
1 「好き」なことが行政書士の「仕事」になるか見極める
2 専門分野発見リスト
Ⅰ 「官公署に提出する書類に関する相談・作成・提出代理」編
1-1 内閣府
1-2 公正取引委員会(内閣府)
1-3 国家公安委員会(内閣府)
1-4 金融庁(内閣府)
1-5 消費者庁(内閣府)
2-1 総務省
2-2 消防庁(総務省)
3-1 法務省
3-2 出入国在留管理庁(法務省)
4 外務省
5-1 財務省
5-2 国税庁(財務省)
6-1 文部科学省
6-2 文化庁(文部科学省)
7 厚生労働省
8-1 農林水産
内容説明
試験も実務も、ここからスタート!行政書士業務を網羅した「専門分野発見リスト」を全面改訂!具体的な業務内容が一目でわかる。新章追加!大改正された行政書士法の要点解説。
目次
1 行政書士の「本質」を解き明かす
2 行政書士が「できる」「できない」「守らなければならない」こと
3 行政書士法改正の要点
4 「仕事」について考える
5 行政書士を活用して「好き」なことを「仕事」にする方法
6 本音で語る5人の開業ストーリー
7 専門分野発見リスト
著者等紹介
竹内豊[タケウチユタカ]
竹内行政書士事務所 代表。行政書士合格者のための開業準備実践講座 主宰。1965年東京都生まれ。89年中央大学法学部卒業後、大手百貨店勤務を経て2001年竹内行政書士事務所を開業。14年実務直結シリーズ第1弾となる『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』を執筆。17年「行政書士合格者のための開業準備実践講座」を主宰。同年YAHOO!JAPAN(現LINEヤフー株式会社)から「エキスパート」に認定され、ヤフーニュースに遺言・相続及び許認可などの行政書士業務に関する寄稿を開始。専門は遺言・相続、入管業務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



