出版社内容情報
会計の記録(簿記)の範囲に始まり、四半期開示やAIと監査の問題まで様々な視点から会計の本質と問題点を探り、あるべき姿を模索。
目次
「会計の拡張」にどう向き合うか
第1部 会計環境の激変とプロトタイプ(プロトタイプと「超理論」;記録の有用性を超えて会計責任へ:準備作業)
第2部 デジタル時代の企業会計と監査のあり方(Techno‐Accounting序説:デジタル時代の不正行動に係る行動経済学;デジタル時代の複式簿記と会計責任:行動経済学的分析 ほか)
第3部 企業会計の制度性(Non‐GAAP利益開示の理論と実験:信頼性から問い直す;四半期開示と「将来の開示モデル」を巡る比較制度分析:集約情報と非集約情報 ほか)
第4部 ガバナンスと会計責任(「将来可能性」のフューチャー・ガバナンス構想:会計の必要性と可能性を求めて;会計責任は実験できるか:記録×信頼×信任)
信頼と責任の会計学:会計の本質を巡る「宇宙」
著者等紹介
田口聡志[タグチサトシ]
同志社大学大学院商学研究科後期博士課程教授、博士(商学、慶應義塾大学)、公認会計士。(株)スペース社外取締役、(株)GTM総研取締役、令和8年公認会計士試験試験委員。慶應義塾大学商学部助手(有期)、新日本監査法人(現・EY新日本有限責任監査法人)等を経て現職。主著:『実験制度会計論―未来の会計をデザインする』中央経済社、2015年(第58回日経・経済図書文化賞、第44回日本公認会計士協会学術賞、日本ディスクロージャー研究学会2017年度学会賞(書籍の部)を受賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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