おひとりさまの死後事務委任

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784419065294
  • NDC分類 324.7
  • Cコード C3034

出版社内容情報

おひとりさまの終活には「死後事務委任契約」が効果あり! 遺言や信託と組み合わせてさらに安心・満足なプランニングが可能。誰にも迷惑をかけない「終わり方」のためには「死後事務委任契約」が有効です。遺言・信託・後見制度等と組み合わせれば,安心で満足する終活プランニングが可能です。

第1章:おひとりさま事情
 1 おひとりさまは増えている?
 2 おひとりさまの相続財産はどうなる?
  コラム:国庫への財産帰属はなんと400億円
 3 認知症の方は5人に1人?
 4 介護施設にはおひとりさまは入所できないのか?
 5 ライフステージごとの財産管理

第2章:おひとりさまの終活は5つの制度を活用しよう
 1 おひとりさまの終活は5つの制度を活用する
 2 成年後見制度
  コラム:成年後見人の横領を防ぐには?(後見制度支援信託)
 3 身元引受・身元保証制度で介護施設問題はクリア
 4 身元保証サービスのよくある質問・勘違い
 5 遺言は気が重い? エンディングノートという選択肢
 6 遺言書が必須の時代
 7 遺言は実は7種類もある?
 8 遺留分
  コラム:遺言信託
 9 信託制度
 10 役所は遺品整理をやってくれない事実
  コラム:現金6000万円を贈与しても非課税?
  コラム:最近話題のリバースモーゲージってなんだ?

第3章:死後事務委任契約の活用が増加!
 1 そもそも死後事務委任契約ってなに?
 2 死亡当日の緊急対応! 現場はこうやって動いている!
  コラム:過剰な延命治療をしてほしくない?尊厳死宣言書の活用?
 3 葬儀・火葬に参列
  コラム:香典の取扱いには要注意?
 4 私の遺骨は海に流してほしい!(埋葬・散骨など)
  コラム:お布施の金額はどうやって決めればいいの?
 5 各行政機関の手続で大忙し
 6 勤務先へ退職の手続を行う
 7 介護施設や病院代の支払いを行う
 8 大家さんと大喧嘩? 家の片付けも結構大変
  コラム:遺品整理と遺産整理って何が違う?
 9 公共料金を解約するのも私たちのお仕事です
  コラム:現在ならでは フェイスブックアカウント削除の実態?

第4章:よくある質問
 1 専門家にお金を預けるのが不安ですが…どうやって管理するの?
 2 献体にはできないの?
 3 他の家族に内緒で葬儀できますか?
 4 定期的にお家に来ていただけますか?
 5 公正証書じゃないとだめですか?
 6 葬儀社選びのポイントは?
 7 介護施設選びのポイントは?

第5章:実際に死後事務委任契約を設計してみよう!
  ? 相談したい内容
  ? 家族の構成・人間関係
  ? 相談者の財産構成・希望の承継について
  ? 仕事・勤務先・収入について
  ? 葬儀・火葬について
  ? 遺骨の取扱いについて
  ? 病気の有無・病状・かかりつけ医について
  ? 保険契約について
  ? 住居の状況について
  ? 遺品の取扱いについて
  ? 公共サービスやクレジットカードなどの利用・契約状況について
  ? 納税状況について
  ? SNS等のサービスの利用状況について

第6章:事例編
 【事例】40代おひとりさま女性のケース
 【事例】ご家族から依頼を受けるケース
 【事例】子供がいない夫婦のケース
 【事例】末期がん患者様のケース

島田雄左[シマダユウスケ]
著・文・その他

吉村信一[ヨシムラシンイチ]
著・文・その他

内容説明

おひとりさまの老後には不安がいっぱいです。でも、次の5つの制度を組み合わせて活用すれば、きっと安心で満足な老後を実現することができるはずです。成年後見、身元引受・身元保証、遺言、信託、死後事務委任。本書ではこれらの制度や提供されるサービスをひとつひとつ丁寧に紹介していきます。特に近年注目を集めている死後事務委任については、実際の活用事例とともに詳細に解説していますので、ぜひ自分に合った終活を実現するために活用してください。

目次

第1章 おひとりさま事情
第2章 おひとりさまの終活は5つの制度を活用しよう
第3章 死後事務委任契約の活用が増加!
第4章 よくある質問
第5章 実際に死後事務委任契約を設計してみよう!
第6章 事例編

著者等紹介

島田雄左[シマダユウスケ]
司法書士法人みつ葉グループ代表司法書士。福岡県大野城市出身。東京・大阪・福岡・沖縄に拠点展開、現在スタッフ約60名を抱える。信託会社の設立を試みるなど、士業の枠に囚われないビジネスを展開し、上場に向けて奮闘中。テレビ西日本「ももち浜ストア」コメンテーターを務める

吉村信一[ヨシムラシンイチ]
吉村行政書士事務所代表。東京都行政書士会所属。広島県広島市出身。広島工業大学附属広島高等学校卒業。東京スクールオブミュージック専門学校卒業。テレビ局の音声エンジニアから行政書士に転身した異色の経歴を持つ。平成24年に東京都北区で吉村行政書士事務所を開業。相続分野のほか、開業当初から死後事務委任契約の受任や看取りに取り組み、その先進的な取組みはテレビ、新聞、雑誌などさまざまなメディアで取り上げられている。近年は,自身の経験やノウハウを伝える講演に取り組み,死後事務委任契約の実務を担う専門家を増やしていくための活動に力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

舟江

8
ちょっと早いとは思ったが、決して早くはなかった。 「香典は喪主に対する贈与」「遺言は1回目の相続だけが有効」など誤認していた部分もわかり、しかも、優しく丁寧にまとめられていた。1度は読んだ方が良いかもしれない。2020/10/20

ヨシ

3
その時期が来たら、また読む。2018/10/24

とちぼん

2
概要はわかったけど、いざやろうとすると、やっぱまだまだハードル高そう…。でも確実に直面する時が来るので、引き続き勉強しよう。2020/06/12

ミントン1209

2
ひとり終活に備えた契約で一番興味があるのが、この死後事務委任。委任or受任どちらの立場にもなり得るため、契約の設計まで掲載があるのはわかりやすかったです。2019/06/17

ekoeko

2
行政機関での手続とか大事な事がたくさん書いてある。2018/08/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12910477
  • ご注意事項