内容説明
本書はドイツにおける未決取引会計の研究を追跡している。ドイツにおける未決取引会計の発展、未決取引会計の研究領域の確定、展望等を論じることが本書のテーマである。
目次
研究目的・課題・構成
第1部 未決取引会計の生成(未決取引の多様性;証券先物取引の生成;未決取引の記帳)
第2部 未決取引会計の成立(未決取引会計の動態論的性格;未決取引会計の新たな提案―ビークの所説を中心として;未決取引会計の拡大―長期法律関係を例に)
第3部 未決取引会計の展開(ヘッジ取引と評価単位の設定;金融派生商品の計上問題;金融商品の市場評価論 ほか)
著者等紹介
本田良巳[ホンダヨシミ]
1953年京都府に生まれる。1982年神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学。1982年愛媛大学法文学部講師、助教授を経て。1994年大阪経済大学経営学部教授。現在に至る
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