内容説明
昆布のダシを科学的に解明、それに事業化する。この庶民の生活のチエに大胆不敵に挑戦した創業者、鈴木三郎助の創業の精神は、商品の研究開発に、営業戦略に存分に継承された。社会経済環境の変化にともなって、家庭のキッチンシステムも合理化されたが、歌田勝弘の逆転の発想は、味の素の企業戦略を不動にした。つまり、生活企業体として、その華麗なステージはアミノ酸をベースに、世界に、そこに在る人々のすべてに向って拡がっている。
目次
冷凍食品で発揮した市場戦略の理念
「昆布」が結ぶふたりの運命的出会い
成長のかくし味は研究開発にある
バランス型国際企業「味の素」の発展
生活企業の末来像を描いて飛躍!