出版社内容情報
美しく幻想的な能の演目をジャンル分けして紹介。予備知識があれば、わかりづらい能も何を言っているのかわかるようになりますよ。
台詞は文語体、謡(うたい)はお経のようで何を言っているのか分からないと能を敬遠されてるあなた!予備知識があれば、能を観ておのずと古典文学や日本の伝承、哲学、思想などに触れることが可能となります。「安宅」「船弁慶」「葵上」「大原御幸」「隅田川」「巴」「石橋」「土蜘蛛」「紅葉狩」など、美しく幻想的な「能」の演目を、「男」「女」「鬼」にジャンル分けして紹介。本文写真は古典芸能の舞台写真を中心に、古典から現代劇までの舞台演出も手がける森田捨史郎。
内容説明
美しく幻想的な「能」の世界へようこそ。演目を「男」「女」「鬼」にジャンル分けして紹介!能の魅力をわかりやすく解説。人気の能50演目を紹介。
目次
男の能(男神を含む)(翁;安宅;敦盛 ほか)
女の能(女神を含む)(道成寺;葵上;海人(海士) ほか)
鬼・怨霊・精霊の類の能(善知鳥;通小町;鞍馬天狗 ほか)
著者等紹介
多田富雄[タダトミオ]
免疫学者。1934年、結城市生まれ。東京大学名誉教授。専攻・免疫学。野口英世記念医学賞、エミール・フォン・ベーリング賞、朝日賞などを受賞。84年、文化功労者。能に造詣が深く、『無明の井』『望恨歌』『一石仙人』などの新作能を手がける。著書に『免疫の意味論』(大佛次郎賞、青土社)『独酌余滴』(日本エッセイストクラブ賞、朝日新聞社)ほか。2010年没
森田拾史郎[モリタトシロウ]
写真家。1937年、東京生まれ。武蔵野美術大学卒。日本写真家協会会員。1966年から国立劇場準備室勤務。古典芸能の舞台写真を中心に、古典から現代劇までの舞台演出も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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