内容説明
『オリエント急行の旅』から四年。世界の豪華寝台特急を追い続ける筆者の情熱は日本の寝台特急の旅に結実した。北の大地を目指す「カシオペア」「北斗星」出雲と高松に分かれる「サンライズ出雲&瀬戸」日本海を北上する日本最長の「トワイライト」個室寝台特急の歴史をつくった「あさかぜ」を掲載する渾身の書き下ろし作品。鉄道を溺愛する筆者の想いが行間にあふれる。
目次
第1章 カシオペア(15時35分上野駅入線;16時20分上野駅発車 ほか)
第2章 北斗星(17時05分札幌駅入線;17時13分札幌駅発車 ほか)
第3章 サンライズ(21時50分東京駅入線;22時00分東京駅発車 ほか)
第4章 トワイライト・エクスプレス(11時37分大阪駅入線;12時00分大阪駅発車 ほか)
第5章 あさかぜ(18時50分東京駅入線;19時00分東京駅発車 ほか)
著者等紹介
桜井寛[サクライカン]
1954年長野県佐久生まれ。両親とも国鉄職員という恵まれた環境に育ち、幼少のころより旅と鉄道をなによりも好む。一時は鉄道員を目指し昭和鉄道高校に入学したが、在学中に鉄道写真の魅力にとりつかれ、日本大学芸術学部写真学科を卒業。世界文化社写真部に15年勤務。90年にフォト・ジャーナリストとして独立し現在に至る。年間250日は旅という超旅人間である
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