出版社内容情報
私たちはなぜ、舞台上でピンク色に輝くシューズにこんなにも魅せられるのかーー?
「子どものころ、ピンクのサテン生地に包まれたトウシューズで踊るバレエダンサーに心を奪われ、バレエを始めた」という方は多いものです。
しかし、観るのと踊るのとでは大違い!
実際に履きこなして踊ることは非常に難しいシューズですが、苦痛を伴ってもなお、ダンサーやバレエ愛好家たちはトウシューズへの憧れを抱き続けます。
本書では『バレエ語辞典』の著者である富永明子が、さまざまな角度からトウシューズについての取材を重ね、その魅力に迫ります。
トウシューズで踊る人、作る人、指導する人……それぞれがどのような工夫を重ねてトウシューズを美しく魅せているのかを探る一冊です。
人気バレエダンサーである、小野絢子さん(新国立劇場バレエ団)、渡辺恭子さん(スターダンサーズ・バレエ団)、織山万梨子さん(牧阿佐美バレヱ団)らのビジュアルも満載!
さらに、トウシューズ工場で聞いた製法や開発のこだわり、ダンサーならではのトウシューズの選び方、履きこなすための足の強化方法や怪我の予防、作品ごとのポワントワークの注意点など、さまざまな取材ルポを掲載しています。
さらに、スペシャルインタビューも充実!
日本のバレエ界を牽引してきた牧阿佐美さんに、今と昔のトウシューズでの踊り方の変化についてをお聞きするほか、吉田都さんに現役時代のトウシューズの思い出についても語っていただきました。
コラムでは、男性ダンサーの堀内將平さん(Kバレエ カンパニー)からは、男性ダンサーがポワントで足を鍛えるメリットを、西村奈恵さん(ノルウェー国立バレエ団)からは、海外バレエ団のトウシューズ事情を教えていただきました。
また、日本国内で入手しやすいトウシューズ101足を掲載!
自分の足に合う一足を見つけやすいよう、上から、横から、前から…と5方向から撮影した贅沢なカタログになっています。
読み終えたあと、踊る人にとってはより快適に踊るためのポイントがわかり、バレエを観るのが好きな方にとっては鑑賞時の楽しみがもうひとつ増える――学術書・実用書でありながら、美しいビジュアルとわかりやすいテキストを通して楽しく読んで学べる一冊です。
■目次
PART1 トウシューズの歴史
PART2 トウシューズの作り方
PART3 トウシューズの選び方
PART4 トウシューズの見つけ方
PART5 トウシューズの鍛え方
PART6 トウシューズでの踊り方
PART7 トウシューズの加工方法
PART8 トウシューズの怪我の防ぎ方
PART9 トウシューズでの魅せ方
PART10 トウシューズの進化
Special Interview
Column
※その他、トウシューズ用アイテム、トウシューズ語辞典など、コラムも多数!
内容説明
トウシューズで踊るダンサーに心を奪われ、バレエを愛するようになった方は多いでしょう。見た目の美しさとは裏腹に、履きこなして踊ることは非常に難しいシューズですが、苦痛を伴うと知ってもなお、私たちはトウシューズへの憧れを抱き続けます。本書は、さまざまな角度からトウシューズについての取材を重ね、その魅力を掘り下げました。トウシューズを通して感じるバレエの美しさの理由を、本書から探っていただければ幸いです。
目次
1 トウシューズの歴史
2 トウシューズの作り方
3 トウシューズの選び方
4 トウシューズの見つけ方
5 トウシューズの鍛え方
6 トウシューズでの踊り方
7 トウシューズの加工の仕方
8 トウシューズの怪我の防ぎ方
9 トウシューズでの魅せ方
10 トウシューズの進化
著者等紹介
富永明子[トミナガアキコ]
編集者・ライター。5歳からクラシックバレエに親しむ。大学・大学院ともに舞台芸術について学び、日本大学大学院芸術学研究科舞台芸術専攻修了。編集プロダクションを経て、株式会社リクルート『R25』『L25』編集部に所属。2010年からフリーランスとなり、クラシックバレエの書籍や記事の編集・執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
たまきら
ひめありす@灯れ松明の火
二条ママ
Jessica
-
- 和書
- 企業不正対応の実務Q&A