出版社内容情報
クリエイターの中でも人気の高い映画監督という職業。その映画監督になるためのヒントを現在活躍する映画監督たちから学ぶ一冊。
映画監督になりたいという人は多く、映画学校や映像クリエイティブ系の専門学校も多数ある。しかし実際に映画監督になれる人は、その中のほんの一握りにすぎない。
それでは、どうしたら映画監督になれるのか、どんな道を選び、どんな道のりを歩いていけばよいのか、そのポイントは?――本書では現在活躍している映画監督たちにインタビューし、どうやって監督になり、いかにしてデビュー作を撮り上げたのか、監督として注力しているところは何か、などに迫ることで“映画監督への道”を指し示す。
「何から着想を得たのか?」「使用カメラは?」「制作費は?」など映画監督たちの発想法や実践的なテクニックはもちろんのこと、「アルバイトは何を?」などパーソナルな部分にも迫った、映画監督や映像クリエイターを目指す人必読の一書。
映画雑誌「ピクトアップ」で連載した個性豊かな映画監督たちのインタビューをまとめた一書。
収録映画監督:作品
山下敦弘 :『リアリズムの宿』
中村義洋 :『ルート225』
深川栄洋 :『狼少女』
呉美保 :『酒井家のしあわせ』
舩橋淳 :『BIG RIVER』
想田和弘 :『選挙』
大九明子 :『恋するマドリ』
横浜聡子 :『ジャーマン+雨』
永田琴 :『Little DJ 小さな恋の物語』
筧昌也 :『Sweet Rain 死神の精度』
英勉 :『ハンサム★スーツ』
門井肇 :『休暇』
森義隆 :『ひゃくはち』
中嶋莞爾 :『クローンは故郷をめざす』
真田敦 :『ホノカアボーイ』
内藤隆嗣 :『不灯港』
沖田修一 :『南極料理人』
宮平貴子 :『アンを探して』
市井昌秀 :『無防備』
谷口正晃 :『時をかける少女』
川口浩史 :『チョルラの詩』
日向朝子 :『森崎書店の日々』
加藤直輝 :『アブラクサスの祭』
榎本憲男 :『見えないほどの遠くの空を』
七??剛 :『DOG×POLICE 純白の絆』
深田晃司 :『歓待』
富田克也 :『サウダーヂ』
山内ケンジ :『ミツコ感覚』
松居大悟 :『アフロ田中』
武内英樹 :『テルマエ・ロマエ』
鈴木太一 :『くそガキの告白』
北川悦吏子 :『新しい靴を買わなくちゃ』
山本起也 :『カミハテ商店』
内田伸輝 :『おだやかな日常』『さまよう獣』
平松恵美子 :『ひまわりと子犬の7日間』
吉田康弘 :『旅立ちの島唄~十五の春~』
佐久間宣行 :『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』
白石和彌 :『凶悪』
吉浦康裕 :『サカサマのパテマ』
永井聡 :『ジャッジ!』
【著者紹介】
73年長崎県生まれ。97年に演劇ぶっく社へ入社。演劇誌「演劇ぶっく」編集を経て、99年に映像誌「ピクトアップ」の立ち上げに参加、編集部員となる。また、ENBUゼミナール映像科設立において中心的役割を担う。04年より、フリーのライターとして活動。著書に『映画監督になる06-07』『ゼロからの脚本術』がある。
内容説明
私たちはこうして“映画監督”になった。40人の「映画監督への道」+人気監督3人が語る「その後の、映画監督の道」
目次
横浜聡子―ジョーシキ破りでデビュー
永田琴―夢は大きく、目標は小刻みに?
筧昌也―行列のできる想像力?
英勉―(劇場)を知ろう
呉美保―笑って、泣いて、サンドして
門井肇―ゆっくりでも、いい
森義隆―浮力を生かして
中嶋莞爾―監督を目指した映画作家
真田敦―“曖昧”を、極めて
山下敦弘―助成金ゲット!で映画監督に?〔ほか〕
著者等紹介
泊貴洋[トマリタカヒロ]
73年長崎県生まれ。97年に演劇ぶっく社へ入社。演劇誌「演劇ぶっく」編集者を経て、99年に映像誌「ピクトアップ」の立ち上げに参加、編集部員となる。また、ENBUゼミナール映像科設立において中心的役割を担う。04年より、フリーのライターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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