出版社内容情報
平易な文体でわかりやすく解説した犬の遺伝の本。繁殖を志す方にとって必読の1冊。
犬を繁殖するに当たっては、生まれてくる子犬の健全性、また毛色がどのように遺伝していくのか、さらに劣性遺伝とはどのようにして起こるのかなどの、繁殖を志す方であれば 当然知っておかなければならないことがたくさんあります。しかし、繁殖者やこれから繁殖を目指そうとする方は、経験値をもとに繁殖を手掛けているのが実情です。経験も大きな要素ですが、その上に学問が加わればより一層、目標に近い子犬を作出できるはずです。特に毛色の遺伝などはなかなか思うようにはいきませんし、組み合わせによっては、健康を損ねた子犬が生まれることもあります。本書は誰もが知ってるメンデルの法則から、DNAの正体など、平易は文体と表現でわかりやすく解説します。
1・遺伝の仕組み(遺伝とは、受精とは・親から子に受け継がれるもの・雄と雌の染色体の話・メンデルの法則・遺伝子の正体・生物の多様性)2:さまざまな遺伝の現象(毛色の遺伝他)3・身体構造の遺伝 4・行動の遺伝 5・遺伝疾患疾患 6・DNAの仕組み
【著者紹介】
慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、映画会社に勤務。東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程進学のため退社。同大学院修士課程修了。ドッグライター、サイエンスライターとして、雑誌やウェブページなどに記事を執筆。現在は、スパニッシュ・ウォーター・ドッグのたろうとはなと暮らしている。
目次
1 遺伝学の基礎(遺伝ってなんだろう?;染色体と遺伝の仕組み;メンデルの法則 ほか)
2 毛色の遺伝(毛色遺伝の基礎;身体の基本色:Bシリーズ;身体の基本色:Kシリーズ ほか)
3 毛質の遺伝(毛の生え変わる仕組み;ロングヘア:Lシリーズ;ワイヤーヘア:Whシリーズ ほか)
著者等紹介
尾形聡子[オガタサトコ]
慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、映画会社に勤務。東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程進学のため退社。同大学院修士課程修了。その後渡米。2005年に帰国。現在は、ドッグライター、サイエンスライターとして、雑誌やウェブページなどに記事を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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