干潟生物観察図鑑―干潟に潜む生き物の生態と見つけ方がわかる

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干潟生物観察図鑑―干潟に潜む生き物の生態と見つけ方がわかる

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784416516164
  • NDC分類 481.72
  • Cコード C0045

出版社内容情報

干潟で観察できる生物を観察法から生態まで写真とイラストでわかりやすく紹介します。潮干狩りのシーズンが観察のチャンスです。

“エコミュージアム干潟”とよばれるほど、生き物の生息環境と生態を観察できるフィールドとしての魅力の干潟。
本書では、干潟での生き物観察の楽しみ方をたくさん紹介しています。
例えば、じっと生き物が出てくるのを待ったり、スコップやザルを使って砂の中に潜む生き物を洗い出したり、20cmほどの水深にスノーケリングを装着して顔をつけて生き物の行動を観察したり、水槽などを使ってその場で飼育したり。
それ以外にも干潟ならではの生き物観察の仕方を紹介する他、干潟で見ることができる生き物を写真とイラスト、特徴が分かる解説と共にわかりやすく紹介します。
また、詳細に紹介する生き物以外にも見られる可能性のある生き物を分類ごとに図鑑形式で紹介しています。
干潟ウォッチングを楽しむためには欠かせない1冊ができました。

【著者紹介】
風呂田 利夫:1948年生まれ。1970年東邦大学理学部生物学科卒業。東邦大学理学部生物学科講師を経て、同学科助教授。理学博士。専門は海洋生物生態学。 主な著書『東京湾シリーズ 東京湾の生物誌』(築地書館)、『東京の生物史』(紀伊國屋書店)『海洋環境を考える』(恒星社厚生閣)などがある。

内容説明

干潟には、砂や泥の中でたくましく生きている生き物がたくさんいます。本書では、干渇で観察できる生物と、その観察方法のほか、身近にありながら理解されていない「干渇」について、わかりやすく紹介しています。

目次

第1章 干潟の生物データファイル(甲殻類;ゴカイの仲間 ほか)
第2章 干潟の生物を調査しよう(干潟観察の準備;干潟地形と生物 ほか)
第3章 「干潟」を知ろう(川がつくる海の息吹「干潟」;東京湾に残る自然豊かな干潟 ほか)
第4章 見たい・行きたい全国の干潟(北海道(コムケ湖/能取湖)
宮城県(蒲生干潟)福島県(松川浦干潟) ほか)

著者等紹介

風呂田利夫[フロタトシオ]
1948年生まれ。1970年東邦大学理学部生物学科卒業。東邦大学理学部生物学科助手、講師、助教授を経て教授、同学部生命圏環境科学科教授。2013年3月定年退職、東邦大学名誉教授、東邦大学理学部東京湾生態系研究センター訪問教授。理学博士。専門は海洋生物生態学

多留聖典[タルマサノリ]
1972年生まれ。2002年東邦大学大学院理学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(理学)。東邦大学東京湾生態系研究センター訪問研究員。専門は魚類行動生態学。現在は主に沿岸域の生物相調査や生物情報を扱う事業に従事。千葉県レッドデータブック貝類分科会委員、環境省海洋生物レッドリスト甲殻類分科会委員

中村武弘[ナカムラタケヒロ]
1979年生まれ。海洋写真家。海の生き物や自然環境、水族館、船などを撮影。おもなテーマは磯や干潟、マングローブ林の干潟。海洋写真事務所ボルボックスに勤務。(公社)日本写真家協会会員。日本自然科学写真協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岩田

1
東京湾の干潟事情に詳しい。本書を片手に小櫃川河口に行ってみたが、図録されているアシハラガニ、アカテガニ、クロゲンケイガニ、オサガニ…等々たくさんおり見比べて観察ができて楽しかった。2019/10/20

やこ

0
東京近郊の干潟とそこにすむ生物を中心に載っている。種数も多いだけでなく、観察ポイントや細かな生息情報、近縁種との生き方の違いが分かって楽しい。知らない生き物がたくさんいた。干潟に行きたくなった。スゴカイイソメとツバサゴカイ見てみたい2021/11/11

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