内容説明
基本単位、組立単位、記号と接頭語の使い方を知れば、単位の意味がスイスイわかる!
目次
序章 単位の定義が変わった!
第1章 7つのSI基本単位―国際単位系(SI)の基本を学ぼう
第2章 SI組立単位1―7つの基本単位を用いて表される
第3章 SI組立単位2―固有の名称と記号で表される
第4章 SI組立単位3―単位の中に固有の名称と記号を含むもの
第5章 いろいろな単位―日常よく耳にする単位を知っておこう
著者等紹介
長島秀樹[ナガシマヒデキ]
埼玉県出身。1966年東京教育大学理学部物理学科卒業。1969年東京大学大学院理学系研究科地球物理学専門課程修士課程修了。理化学研究所研究員、東京水産大学助教授・教授、東京海洋大学教授、立正大学特任教授などを歴任。東京海洋大学名誉教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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更紗蝦
21
普段の生活で何気に目にしているけど定義は意識していなかった「デニール」や「番手」(繊維の単位)、近視の自分にとっては物凄く生活に密着しているのに全く知らなかった「ディオプトリ」(レンズの焦点距離の逆数)、なんとなく「明るさ」の意味でとらえてしまう「ワット」は「消費電力」を意味していて光度の単位は「カンデラ」…など、色々と知ることができて、勉強になりました。「ベクレル」は、原発事故がなかったら、おそらくは一生、興味を持つことはなかった単位だったろうなぁ…と思うと、やるせなくなりました。2022/03/20
masabox
1
概念的なお勉強本とはちょっと一線を画すレベルでの理系Bookでした。キホンとは言いましてもね。確かに各単位については、成り立ちとか基準とか、ちょっとしたエピソードや偉人たちのストーリーしか書かれていないのでキホンなんですけどね。でも、実際は数式満載で、シンプルなアイコンやたくさんの図解を凌駕するくらい専門性も兼ね備えます。中学生くらいの自由研究に最適かとか思うほど、時事ネタな単位も扱っております。説明はシンプルで必要十分なんで、手元に置いておきたい一冊ではあります。2022/01/30
やまうち
0
⭐︎92021/07/11
天邪鬼郎
0
普段なにげなく日常や仕事で使っている単位を棚卸しようと手に取った一冊。読み始めると以前新聞で、単位の定義が変わった記事を読んで気になったことを思い出しました。 国際単位系SI 7つの基本単位は理解しておきたいものです。2021/03/14