症例でわかる精神病理学

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症例でわかる精神病理学

  • 松本 卓也【著】
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  • サイズ A5判/ページ数 300p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784414416442
  • NDC分類 493.71
  • Cコード C3047

出版社内容情報

初学者でも迷わないように構成を工夫し主要な学説を網羅。症例を必ず提示し、具体的・実践的に精神病理学が「わかる」入門書の決定版「ドイツ、フランス、そして日本で花開いた精神病理学の遺産を、著者は現代に引き継ごうとしている。入門書でありながら精神病理学の未来を見据えた意欲的な本である。」 ── 木村 敏(京都大学名誉教授)



精神病理学は、ときに難解とか抽象的といったイメージをもたれることがある。けれども本当は、統合失調症、うつ病、認知症、自閉症などの精神障害を「わかりたい」と思う全ての人にとって、大きな助けとなる実践的な営みである。もっとたくさんの人たちに、精神病理学が積み上げてきた叡智を知り、役立ててほしい。本書は、そんな強い思いのもと生まれた入門書である。だれでも読み通すことができるように、次のような工夫が施されている。



・各章を精神障害ごとに分け、冒頭で『DSM-5』対応の最新の基礎知識を概説し、全体の見取り図として学説史などを紹介。

・精神病理学の代表的な考え方――記述精神病理学・現象学的精神病理学・力動精神医学ごとに節を設け、それぞれの主要な学説を網羅。

・かならず症例を提示し、具体的・実践的に解説。

・わからない言葉があれば索引ですぐに確認可能。索引は文中の重要語をひろくカバーし、事典のようにも使える。



このように、精神障害のことをよく知らない読者でも、「自分がいまどこにいるのか」を見失うことなく読み進めていける構成をとり、そして、実践に役立てられるかたちで精神病理学のことが「わかる」記述を徹底した。自信をもって「入門書の決定版」として薦められる、著者渾身の書き下ろし。

まえがき

凡  例



第1章 精神病理学とはなにか

 1.1 精神病理学における「わかる」ことと「わからない」こと 

 1.2 精神病理学の3つの立場

 1.3 精神障害の分類 

 1.4 本書の構成



第2章 統合失調症

 2.1 概説

 2.2 統合失調症の記述精神病理学(1)――妄想の成り立ち 

 2.3 統合失調症の記述精神病理学(2)――幻覚とその変遷 

 2.4 統合失調症の現象学的精神病理学

 2.5 統合失調症の力動精神医学



第3章 統合失調症の周辺――心因反応とパラノイア(短期精神病性障害と妄想性障害)

 3.1 心因反応の概説

 3.2 心因反応の精神病理学

 3.3 パラノイアの概説

 3.4 パラノイアの精神病理学



第4章 うつ病

 4.1 概説

 4.2 うつ病の記述精神病理学

 4.3 うつ病の現象学的精神病理学

 4.4 うつ病の力動精神医学



第5章 躁うつ病(双極性障害)

 5.1 概説 

 5.2 躁うつ病の記述精神病理学 

 5.3 躁うつ病の現象学的精神病理学 

 5.4 躁うつ病の力動精神医学



第6章 ヒステリーと解離(変換症と解離性同一症)

 6.1 概説 

 6.2 ヒステリーの記述精神病理学

 6.3 ヒステリーの力動精神医学

 6.4 解離の記述精神病理学



第7章 強迫神経症(強迫症)

 7.1 概説

 7.2 強迫神経症の記述精神病理学

 7.3 強迫神経症の現象学的精神病理学

 7.4 強迫神経症の力動精神医学



第8章 神経症の周辺――不安神経症とストレス反応(不安症群と心的外傷およびストレス因関連障害群)

 8.1 不安神経症の概説

 8.2 不安神経症の精神病理学

 8.3 ストレス反応の概説

 8.4 ストレス反応の精神病理学



第9章 認知症(神経認知障害群)

 9.1 概説

 9.2 認知症の記述精神病理学

 9.3 認知症の現象学的精神病理学



第10章 その他の外因性精神障害(他の医学的疾患による精神障害)

 10.1 概説

 10.2 その他の外因性精神障害の記述精神病理学

 10.3 その他の外因性精神障害の力動精神医学



第11章 自閉症スペクトラム(自閉スペクトラム症)

 11.1 概説

 11.2 自閉症スペクトラムの記述精神病理学

 11.3 自閉症スペクトラムの現象学的精神病理学

 11.4 自閉症スペクトラムの力動精神医学 



文  献

あとがき

人名索引

和文索引

欧文索引


松本 卓也[マツモト タクヤ]
著・文・その他

内容説明

初学者でも迷わないシステマティックな構成!症例に即して具体的・実践的に「わかる」精神病理学!各章の冒頭で『DSM‐5』対応の最新の基礎知識を概説。代表的な立場ごとに主要な学説を網羅。項目ごとに必ず症例が提示され、具体的に「わかる」。豊富な索引でわからない言葉をすぐに確認可能。事典のようにも使える。

目次

精神病理学とはなにか
統合失調症
統合失調症の周辺―心因反応とパラノイア(短期精神病性障害と妄想性障害)
うつ病
躁うつ病(双極性障害)
ヒステリーと解離(変換症と解離性同一症)
強迫神経症(強迫症)
神経症の周辺―不安神経症とストレス反応(不安症群と心的外傷およびストレス因関連障害群)
認知症(神経認知障害群)
その他の外因性精神障害(他の医学的疾患による精神障害)〔ほか〕

著者等紹介

松本卓也[マツモトタクヤ]
1983年高知県生まれ。2008年高知大学医学部卒業。2015年自治医科大学大学院医学研究科博士課程修了。京都大学大学院人間・環境学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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