出版社内容情報
2025年は昭和100年!東京タワー・アメ横・路面電車・集団就職・東京オリンピック・・・太平洋戦争の敗戦による焼け野原から、他に類をみない経済復興をはたした日本の首都・東京。その激動の「昭和」という時代を「東京」はどう刻みつけてきたのか。街並みの移り変わりから人びとの暮らしぶり、そして世間を騒がせたあの事件まで、「東京の昭和」を地図で読み解く一冊です。
内容説明
激動の時代を「東京」はどう変貌を遂げてきたのか!昭和100年!地図と写真で「東京の原点」がいま甦る。
目次
第1章 懐かしの「昭和のあの街」(銀座 昭和モダンを体現したおしゃれな繁華街;丸の内 戦後、進駐軍に接収された丸の内のビル街 ほか)
第2章 移り変わる「東京の名所」(東京タワー 誰もが空を見上げた高度経済成長のシンボル;サンシャイン60(巣鴨プリズン) 戦争の面影を払拭した六〇階建て高層ビル ほか)
第3章 甦る「あの街角の風景」(マイカー 一家に一台のモータリゼーション時代が到来;バス 円太郎、トロリー、ボンネット…車内はいつも大混雑 ほか)
第4章 世間を騒がせた「昭和の出来事」(五・一五事件 政党内閣を脅かし軍部の影響を高めた事件;阿部定事件 愛欲に溺れた女の猟奇殺人事件 ほか)
著者等紹介
正井泰夫[マサイヤスオ]
1929年東京生まれ。53年、東京文理科大学(現・筑波大学)地理学科卒業。お茶の水女子大学教授、筑波大学教授、立正大学教授・名誉教授。元・日本国際地図学会会長、元・日本地理教育学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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