出版社内容情報
久しぶりに会った学生時代の友人からの起業の誘い。その場では簡単に断ってしまったものの、その時から「自分は、このままでいいのか」という疑問が頭をもたげ、消し難いものになった。たどりついたのは、市井の研究者ヘーゲル先生。この根源的で、人の数だけ答えがありそうな問いに、ごまかさずに考えるとはどういうことか。人の生き方をめぐるヘーゲル先生との対話がはじまったーー。
本書は、人生の岐路で、納得感のある決断をするための思考の原理を解き明かす本です。ヘーゲル先生との8つの対話を通した主人公の成長物語として楽しめるのはもちろん、人生に迷った時、あなたの足元をそっと照らす「心の羅針盤」となるはずです。
夏目漱石、福沢諭吉、ヘーゲル、ホイジンガ、エリクソンなど古典を中心に、読書を血肉にする技術を手にして、あなたの「悩む」「迷う」「考える」を根底から変える自己啓発の書。
内容説明
本書は、人生の岐路で、自分に向きあい、自分で決断するための思考の原理を解き明かす本です。ヘーゲル先生との8つの対話を通した主人公の成長物語として楽しめるのはもちろん、人生に迷った時、あなたの足元をそっと照らしてくれるはずです。夏目漱石、福沢諭吉、ヘーゲル、ホイジンガ、ユング、エリクソンなど古典を中心に、読書を血肉にする技術を手にして、一歩踏み出す勇気を手にいれる自己変革の書。どう生きていくのか、自分の心の中にある答えにたどりつく本。
目次
序章 先生、僕の人生はこのままでいいのでしょうか
1章 先人の肩を借りる
2章 勉強すれば、すべてのことが分かる?
3章 悩むくらいなら、進んで「対立」するんだ
4章 信念がぐらつけば、人は真実を探ろうとする
5章 新しい一歩は、自分に向き合うことからはじまる
6章 自信を持って自分で決めるために必要なこと
7章 人生の課題
終章 それぞれのその後
著者等紹介
今野雅方[コンノマサカタ]
1946年宮城県生まれ。東北大学建築学科、早稲田大学大学院(仏文学)修士修了。ミュンヘン大学東アジア研究所専任講師等を経て、現在、NPO日本論文教育センター代表。50年以上にわたりヘーゲル研究に取り組む一方、駿台予備学校論文科講師として、長く受験生の指導にあたった。歴史上の様々な思想家の文章を題材とした講義は、受験対策にとどまらず生徒の将来を見据えたもので、「人生を変える授業」として名高い
行方順之介[ナメカタジュンノスケ]
1986年千葉県生まれ。早稲田大学人間科学部で人工知能を学び、卒業後は不動産管理会社に就職するが、アメリカ留学時に見たフランク・ロイド・ライトの建築を忘れることができず、建築の道に進むことを決意。デザイン事務所Design Office Stetの代表を務める。今野雅方氏に駿台予備校で出会い、その後現在まで師事。今野氏から学んだことが現代人の抱える課題を解決する手助けになることに気づき、多くの人に伝える目的で執筆を開始。今野氏の授業の教材を原案としながら、その後も対話を積み重ね、10年近い月日をかけて、初の著作となる本作を完成させた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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