出版社内容情報
2022年度の大学3大駅伝で駒澤大学が3冠を達成!
有終の美を飾った名監督の、指導方法の集大成。
かつて“平成の常勝軍団”と言われた駒澤大学陸上競技部。その栄光は過去のものとなるのか――。「もはや今までのやり方は通用しない」。時代の流れを感じ、新たな指導方法を模索していた大八木監督は、選手との接し方を変え、再び強いチームをつくった。厳しい指導が代名詞ともなっていた監督は、令和の時代になり、何をどのように変えたのか。伸び悩む組織を運営する管理職やリーダーに向けて、その指導方法を紹介する。
内容説明
栄光から遠のいたチームはいかにして再び強くなったのか?新しい時代の指導方法、そして集大成へ。
目次
第1章 栄光から遠のく(“常勝軍団”で芽生えたおごり;一人ひとりの育成とチーム作りの失敗 ほか)
第2章 監督自身が変わる(背中を押してくれた言葉;行動を変える。選手に寄り添う ほか)
第3章 指導を変えていく(選手の目標を自信を持って後押し;個人と組織の両方を伸ばすには ほか)
第4章 人作り・組織作り(選手の勧誘で意識していること;4年間での育て方のステップ ほか)
第5章 指導者の務めとは(自分の気持ちを高められる選手に育てる;選手の好不調のサインを把握しておく ほか)
著者等紹介
大八木弘明[オオヤギヒロアキ]
1958年(昭和33年)7月30日生まれ。福島県出身。中学時代から陸上を始め、会津工業高校卒業後に実業団の小森印刷(現・小森コーポレーション)に就職。24歳で駒澤大学の夜間部に入学し、箱根駅伝は3度出場した。大学卒業後は、実業団のヤクルトを経て、1995年4月から駒澤大学陸上競技部コーチに。2004年4月から監督を務める。教え子には東京五輪マラソン代表の中村匠吾らがいる。2023年3月をもって監督を勇退。コーチ時代も含めて「大学3大駅伝」で通算27回優勝に導いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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