内容説明
「聞きわけのいい脳」をつくる、ちょっとしたコツを大公開!脳は意外と単純にできていて、「こう刺激すれば、こう反応する」という、お決まりのパターンがあります。まるで筋肉を動かすかのように、脳をうまくしつけて働かせれば、誰でも自分の力をもっと引き出して、悠々と楽しい人生を送ることができるのです。
目次
1 集中力のしつけ方
2 記憶力のしつけ方
3 判断力のしつけ方
4 モテ力のしつけ方
5 アイデア力のしつけ方
6 努力のしつけ方
7 強運力のしつけ方
8 愛情力のしつけ方
著者等紹介
中野信子[ナカノノブコ]
1975年生まれ。東京都出身。脳科学者、医学博士、認知科学者。東日本国際大学教授。東京大学工学部応用化学科卒業後、同大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務後、帰国。現在、脳や心理学をテーマに研究や執筆を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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テツ
25
「努力する」ということは誰にでもできることなのにそれをしないのはただ本人が怠けているからだと思いがちだけれど(ぼくも思っていた)コツコツと何かを積み重ねてその後にあるご褒美を得るという活動にだって脳味噌の向き不向きがあり、どうしたって努力ができない人間というのが一定数存在すると初めて知った。真の意味での適材適所でより良き社会を構築していくためには、個々の人間のありとあらゆる能力の違いについて知らなければならないし、そこに非科学的な根性論に基づくラベリングを持ち込んではならないよなと反省。2022/03/08
いーたん
21
脳をしつけることで、自分の思い通りの人生を送ることができるんですよ、と、集中力、アイデア力、判断力、努力、強運、愛情など多岐にわたって平易に解説されていて、わかりやすかったです。でも些か誇張的な感じがしないでもなかったですが😅睡眠不足により判断力が鈍ると、食べすぎになりやすく、浮気行動も出やすいとか。今日から早く寝ようと素直に思いました笑。2020/11/06
チヒロール
18
脳科学者が集中力、記憶力、判断力、モテ力、アイデア力、努力、強運力、愛情力を科学的にどうしつけていくのかアプローチ。 問題を解いていてキリが悪いところであえて止めてみると集中力があがるのは私も経験あり。なるほど~、脳の構造を知ると対処法が解って生き方が楽になる。2019/12/12
ドレミ
15
脳科学者の中野信子さんの著書。4月に講演を聞いてから、脳科学に興味が湧く。人間の生活と密着していて、面白い。また、心理学との共通点もあり、今後も中野信子さんの著書を読んでみたいな、と思えた一冊となった。実生活に生かしたことが、沢山書かれていた。2021/09/26
miu
12
やっぱり脳はおもしろい。なんであの人はいっつもダメ男に惚れるのか。なんであの人は努力し続けられるのか。ぜーんぶ脳に秘密があった。運を味方につけるのも脳。その一つに言語性知能を増やすこと。そして始めたゲームから降りないこと。わたしは結構ゲームから降りがち。でもそうやって自分を客観視することも大事。脳への興味は尽きない!2020/03/14