内容説明
何のためにここまでがんばってきたのだろう。またひとつ何かを失ってしまったあなたへ精神科医・香山リカが初めて書き下ろした誌上カウンセリング。
目次
いつも不安で仕方がない
ずっとこのままだと…
だれもわかってくれない
退屈な生活を変えたい
突然、理由もなく彼が…
友だちに嫉妬してしまう
期待に応え続けてきた私
それでも満たされない心
こんなにがんばってきたのだから
何をやっても続かない〔ほか〕
著者等紹介
香山リカ[カヤマリカ]
1960年北海道生まれ。東京医科大学卒。精神科医。神戸芸術工科大学視覚情報デザイン学科助教授。臨床経験を生かし、新聞、雑誌、テレビの各メディアで、社会批評、文化批評など、特に現代人の“心の病”の分野において積極的な発言を続けている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くらげ@
5
(☆☆☆☆)5人の女性のカウンセリングをカウンセラー視点で書かれている。「え?なぜその聞き方?」というところも心うちがわかる分だけ失言も含めてリアルに感じ興味深かった。最初から最後までキレイな進みではないのがいい。それぞれの女性の中に「私」がいたように思う。2012/02/15
Luisa
2
カウンセリングを受けていたことがあるけど、カウンセラーがこの人だったら嫌だな。こんなに自分の色や主張を出すカウンセラーもいるのかと驚き。2020/07/02
景
1
今カウンセリングを受けていて、カウンセラーの先生はどんな風に私の話を聞いているのか気になって読んだ。友人関係はよろしくないとのことだったので、先生のことはカウンセラーとして見るようにしようと思った。あと相談が終わったらカウンセリングはやめて日常に戻るべきということを知った。私の担当の先生がどう考えているかわからないが、こうした考えがあることがわかってよかった。2014/10/14
アルゴン
1
★★☆ カウンセリング・ルームを舞台にした読みもの。作者はこういう人をカウンセリングしてきたんだなと。2014/06/12
リュー
1
1155円はボッタクリやろ!買ったのは105円やけど。悩み、啓発という視点では何の参考にもならんかったけど、相談者とカウンセラーの立ち位置という知らなかった発見があった。他の精神分析、心療内科系作家の「小説」いくつか読んだけど全部フィクションだね。現実ありえないってことが、この本で分かった@2014/03/03
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