日本のインフラ輸出の現在(いま)を読み解く

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  • サイズ A5判/ページ数 234p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784830949838
  • NDC分類 343.7
  • Cコード C3034

出版社内容情報

電機産業の国際競争力が低下している中、復活の活路を見出せるのは社会インフラ事業の海外進出である。インフラ輸出の現在を検証。バブル経済崩壊、東アジアの急速な経済発展に加えデジタル化が日本の電機産業の国際競争力を低下させた。日本企業がビジネスモデルの変化に追随できなかったことが問題を更に深くさせた。このようななか、日本企業が復活の活路を見出せるのは社会インフラ事業の海外への進出である。インフラ輸出の現在(いま)を検証し、今後の課題を提言する。

序 章 問題の所在
第1章 模倣の容易化による日本企業の低迷
第2章 秘匿・模倣の視点からみた経営戦略論の整理
第3章 パッケージ型インフラ輸出事業に関する日本企業の現状分析、課題と対策案
第4章 日本企業のグローバル鉄道事業戦略
第5章 日本企業のグローバル水事業戦略
終 章 まとめとインプリケーション

江崎 康弘[エザキ ヤスヒロ]
著・文・その他

内容説明

バブル経済崩壊、東アジアの急速な経済発展に加えデジタル化が日本の電機産業の国際競争力を低下させた。日本企業がビジネスモデルの変化に追随できなかったことが問題を更に深くさせた。このようななか、日本企業が復活の活路を見出せるのは社会インフラ事業の海外への進出である。インフラ輸出の現在を検証し、今後の課題を提言する。

目次

第1章 模倣の容易化による日本企業の低迷(秘匿の困難と模倣の進展;オープンモジュラー化の進展への日本企業の対応 ほか)
第2章 秘匿・模倣の視点からみた経営戦略論の整理(経営戦略論の学説史;理論および学説サーベイ ほか)
第3章 パッケージ型インフラ輸出事業に関する日本企業の現状分析、課題と対策案(インフラ輸出事業の実態;国際化で遅れる日本企業 ほか)
第4章 日本企業のグローバル鉄道事業戦略(変貌する世界鉄道市場;日本と欧州の鉄道関連企業の相違 ほか)
第5章 日本企業のグローバル水事業戦略(変貌する世界の水ビジネス市場の現状;オールジャパン戦略とその限界 ほか)
終章 まとめとインプリケーション

著者等紹介

江崎康弘[エザキヤスヒロ]
日本電気(株)(NEC)で海外営業や事業計画等の各部門にてグローバルビジネスに関与し欧州やアジアほか多くの海外経験を積む。NEC放送・制御事業企画部・事業部長代理、NECワイヤレスネットワークス(株)取締役等を歴任。企業勤務と併行して学位論文を作成すると共に都内の企業、大学で“グローバリゼーション”に関する講演や講義を実施。2015年10月長崎県立大学経済学部教授に就任。2016年4月より同大学経営学部国際経営学科教授。埼玉大学大学院(博士(経済学))。専門分野は国際比較経営論、国際コミュニケーション論、交渉戦略論・TOEIC:970点(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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だまし売りNo

5
問題はインフラ輸出が日本の強みを活かせるかである。消費財とインフラには決定的な差異がある。消費財の需要者は多数の消費者であるが、インフラの需要者は政府や地方公共団体などの公的組織に限定される。消費者には品質と価格でMade in Japanが評価されたが、外国の公的機関に売り込むとなると政治力も関係する。ここでは官民共同型のセールスが必要になる。 この政治的なゴリ押しという点では日本は下手である。むしろ米国によって日本国内のインフラ整備の一定割合を米国企業から調達させることをゴリ押しされる側であろう。2019/05/02

kk

2
日本のインフラは従来より建設業者と運転業者が異なる形態をとってきた。他方で途上国は建設、運転を一貫した供給できるパッケージを期待しており、その要求に対して日本は欧米の後塵を拝している。官民一体となってゴリゴリの営業するしかなすすべないのが日本のインフラ業者の世界における立ち位置。2019/11/27

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