• ポイントキャンペーン

図説 世界があっと驚く江戸の元祖エコ生活

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 95p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784413009553
  • NDC分類 382.1
  • Cコード C0021

内容説明

粋で、心豊かな「持たない」生き方。これが江戸っ子の知恵。

目次

第1章 少ないモノでも人生を楽しむ生活術(江戸庶民の生活の場「裏店(裏長屋)」とは―住民たちが場所・物・時間を共有する、江戸暮らしの原点
狭い部屋でも、楽しく明るい暮らし―和室の特長いかした収納術。部屋にこもらない性質も幸い ほか)
第2章 すべてを無駄なく回す循環社会(不要なものがほとんどなかった江戸の社会―すべての廃棄物は燃やせるゴミ。灰はあらゆるシーンで大活躍;都会ゴミの“金の卵”はトイレの中に―出すものすべてを再利用。百万都市の食料供給を支えたのは… ほか)
第3章 自然とのほどよい距離感と人の知恵(環境悪化とは無縁の天然材だらけの文化都市―すべてのものが、土や木でつくられた地球にやさしい江戸生活;都市と農村は、絶妙なパートナーシップで共存共栄―江戸と近郊農村の距離は10km前後。都市づくりの理想形がここに ほか)
第4章 地球エネルギーを肌で感じた江戸の人々(太陽とともに暮らす無理のない江戸生活―時計のない時代に暮らしのリズムを与えてくれた、生活の中心;人にはできない大仕事をした、水の力―海路で日本中を行き交った大量物資。水流は水車を通じて動力に ほか)

著者等紹介

菅野俊輔[カンノシュンスケ]
昭和23年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。東京・神田神保町の“小学館アカデミー古文書塾「てらこや」”で筆字と版本を中心としたユニークな4講座で講師を務めながら、講演・著述・テレビ出演などで古文書古記録等の史料にもとづいた「江戸学」の普及にいそしむ“江戸歴史文化研究家”として幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ochatomo

10
日照時間とともに変化する江戸時間が一番興味深かった 夜中0時が夜九ツ、昼12時が昼九ツは変わらないが、明六ツは5時~7時位、暮六ツは17時~19時位 2008刊2021/07/19

朝倉大和

9
江戸庶民の生活が絵とともに解説されているので分かりやすい。百聞は一見にしかず。江戸の銭湯の風景が面白かった。男湯の二階には女湯を覗く穴があったなんて!?こんなことが許されているとは、なんとおおらかな人々だったんだろう。2011/01/17

れいぽ

6
澪ちゃんや「ぼんくら」シリーズを読んだばかりのほやほやで手に取ったので、物語の中の江戸がとても立体的に感じられました。裏店と表店、木戸。そっかー。長屋の配置ってそうなっていたのね。今更納得(笑)火事がひんぱんに起こる江戸ではモノをストックする考えはなかったそうです。そのかわり食料から雑貨まで各種棒手振りが毎日通るので使う分だけを購入すればよい仕組み。ほんと江戸って環境先進国だわー。リサイクルも徹底してるし。素晴らしい。現代の日本はどうみても環境発展途上国よね^^;2011/10/26

jjm

5
子供の自由研究の参考文献として。風呂はみんなで共有して使うという項で、風呂上がりの男性が2階に上がり、たばこ吸ったり、女湯を覗いたりとエコと関係ないことがさらっと書いてあり笑った。とにかく無駄にしない、当時の人たちがいわゆる3Rをきっちりやっているように読める。富裕層の排泄物が肥料としてより高額だったらしいが、高級食材熊の手で高額なのは右手であり、蜂蜜を舐めるのが主に右手で味わい深くなっているからという迷信と同じような理由によるものだろうか。今夏手作り冷蔵庫ジーアポットを作ってみようかな。2019/08/18

ひじり☆

5
交通手段は徒歩が主の都会のスローライフというのが、現在の効率化、スピードアップを重視する感覚と根本的に違うと思った。それがすごく自分には斬新で、ただ速ければ物事は全て良いのか…と考えさせられた。ちょっとの便利さを得るために、現在はゴミ問題やコミュニケーション不足問題など…大きな何かを失ってしまったのでは…!?2015/07/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/435972
  • ご注意事項

最近チェックした商品