感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
コウメ
17
人は最初は誰でも素人だが、三年、五年と真剣に努力を重ねれば、必ず一人前の玄人へと成長できるという言葉に大きな希望を感じた。新しい事業や挑戦とは、まさに未知の世界へ踏み出すことであり、不安よりも希望を胸に抱いて進む姿勢が大切である。一方で、人生は「五十年」と言われても、その多くが惰性や無為のまま終わってしまうという厳しい指摘も心に残った。2026/02/06
wiki
11
今回は「地球民族主義」という観点を中心に読む。グローバル化に対して一部揺り戻しを試みる動きが、コロナ禍の不安と恐怖とによって惹起している。WHOが何国寄りだとか、存在意義がないとの意見もあるが、これは国家悪を増長させる可能性を秘める。「地球民族主義、または、世界民族主義を根底とする、世界連邦政府ともいうべき機関が確立された時、現代の国家悪の増長はやみ、地球上の戦争は、大きく抑制されていくことは必然であろう」。「現実とは、庶民の生活のなかにこそある」と断じたこの人間主義を今こそ絶対に忘れてはならない。2020/05/02
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11
「前途に横たわるものは、未聞の広宣流布の本番だ。真剣勝負であるからには、絶対に勝たねばならぬ。負ければ、こちらが滅びるだけだ。生涯、一瞬の油断も許されぬ。はや、後へ退くこともできないところへ来たのだ。いよいよ、歴史的な怒涛の前進が始まる。私も、第二期の闘争へ入るのだ。未来への舞台は、洋々と開ているぞ。」山本青年の決意に曰く。自身の一生でも、これに近しい人生の分岐点を再び踏襲していると思う。未だ完全に解放はされないものの、いよいよの様子で頭角を表す伸一の姿。猛烈なエネルギーが隠れていることを感じるような巻。2019/11/24
かごむし
10
戸田が第二代会長に就任した。わずか数千人規模の団体にも関わらず、75万世帯への拡大を宣言し、激しく活動を展開する。果敢な布教活動、御書全集の刊行、組織の整備と、戸田は次々と手を打つが、戸田についていくことは大変なことだったと思う。しかし、それを可能にしたのは、規律や命令のような組織力ではなく、自分の深い使命を自覚した無名の庶民の喜びの中に、その源泉があるのだろう。また、その姿が活写されている。緻密な社会情勢の記述の中で、人びとが何を求め行動したのか。生き生きとした描写の中で、当時の情景が目に浮かぶようだ。2020/12/17
wiki
9
驀進の章、冒頭の勤行に対する指導が身の引き締まる思い。そこから驀進がスタートしたとも言える。この時期、よくよく読み深めたい一点だと思う。また御書発刊のために何日も徹夜と。学生でもない人たちがそこまでする使命感には脱帽する。常住御本尊、御書、創価学会の宗教法人化など、今になって思えば大変な布石であったと思う。2017/02/27




