チベットに生まれて―或る活仏の苦難の半生

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チベットに生まれて―或る活仏の苦難の半生

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  • サイズ B6判/ページ数 332p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784409410400
  • NDC分類 180.9
  • Cコード C0015

内容説明

チベット仏教には《生まれ変わり》の思想が厳然と生きている。ダライラマをはじめ主だった宗派の高位の僧は、転生・化身を繰り返し、活きた仏として法統をうけ継いでいく。本書は、カルマ派の活仏の1人として生まれた著者が、幼時からの高僧教育や僧院での生活を克明に語るとともに、中国共産軍からの決死の脱出を描いた、心揺さぶる記録である。

目次

第1章 生誕と即位
第2章 スルマン僧院の設立
第3章 デュツィティルとナムギェルツェ
第4章 デュツィテイルでの子供時代
第5章 第10代トゥルンパの足跡
第6章 わが尊師のもとへ
第7章 死・義務・ヴィジォン
第8章 多方面にわたる訓練
第9章 ダライラマの訪問
第10章 カムパの決起
第11章 孤独な使命
第12章 身を隠す
第13章 脱出
第14章 インドへ
第15章 前進する難民たち
第16章 苦しい旅
第17章 危険にさらされた日々
第19章 ヒマラヤを越えて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うちこ

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この本は、チョギャム・トゥルンパ(第十一代目トゥルンパ・トュルク活仏)が20歳でインドへ亡命するまでの伝記です。前半はその修行の日々を、後半は壮絶な亡命巡礼の旅になっています。山際素男さんの「チベット問題」や、伊藤健司氏の旅行記「ミラレパの足跡 ― チベットの聖なる谷へ」で、この問題について多少知ってはいたものの、「活仏」の立場で描かれた自伝は迫力があります。2010/10/16

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