治療的面接への探求〈2〉

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治療的面接への探求〈2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 269p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784409340424
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C3011

内容説明

一人の心理臨床家の生いたちと、その展開と、その到達点。「自閉」が論じられ、「治療者の迷いや困る能力」、「あいまいさを愛する能力」などが考案され、自身の経験や、研究の結果や、臨床例なども、適宜に織りこんでいる。

目次

3 症例研究(ある境界線症例の分析的面接過程と“支持すること”についての一考察;うつ感情が強かったある性格神経症について―治療面接中に同性愛的感情が高じた一事例;夢と催眠心像を素材にした一つの精神療法の試み―Hystero Nuanceが強く認められた一事例について;“意味イメイジ”を適用した一治療面接過程について―震えと妄想気分が強かった一症例;自閉的な分裂病の治療面接における一つの統合の試み)
4 コメント論文(甘えの入れ子構造・試論にみられる甘えの入れ子防衛・これも試論―私の空想と現実からの問いかけ;「間を置くこと」への誘い;分裂病患者の苦慮性と治療者が抱くイメージについて―素朴な人間学的観点より;壷イメージ法の理論と方法的な独自性―壷というメディアの適用;Nさんへの手紙―治療における曖昧さの価値を巡って;精神療法の基礎の基礎―治療者の迷い、困る能力とその工夫;私なりのケースの見方、書き方、感じ方―あるコメント論文より;天性の「素直な優しさ」をより大切に―その治療的洗練と関与的観察の深化に向けて)
5 自己史論およびスーパーバイズ論(心理臨床家の職業病―前田重治先生に聞く;スーパーヴァイズの上手な受け方―双方の体験を通じて;「私」という中心点に向かっての旅立ち―私のスーパーバイズの体験から)

著者等紹介

増井武士[マスイタケシ]
1945年和歌山市生まれ。1973年九州大学大学院教育学研究科博士課程修了。専門は精神療法学、治療面接学、メンタルヘルス論及びメンタルヘルスマネージメント。産業医科大学医学部助教授(教育学博士)、同大学病院精神・神経科および産業医実務研修センターを併任。日本心理臨床学会常任理事。同学会倫理委員長などを経て同学会編集委員、同学会理事などを歴任。2007年約30年にわたる産業医科大学退官後、東亜大学客員教授、日本産業カウンセリング学会理事などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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私の場合は身体感覚で、気づいていることや感じられていることを実践で活用できるようになった時、はじめて本書の技法との「自己補完的」な関係を理解できました。一方で、「自己促進的」な関係は思考の中で捉えていることでした。両関係の技法と自分自身との関係をメタで捉えた時、著者が何度か語る…「技法や理論を一度棚上げする・括弧でくくる」といった表現を理解することができました。詳しくかつおすすめはⅤ章自己史論およびスーパーバイズ論の『「私」という中心点に向かっての旅立ちー私のスーパーバイズの体験からー』です。2016/06/15

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