出版社内容情報
テクノロジーと暴力の時代に、「地球」を再想像する
私たちは、地球がデジタル・テクノロジーによって縮減し、人間を含む生物に剥き出しの暴力が向けられる時代を生きている。人間とは本来、この地球上で「去り行く者」でしかない。そんな私たちが生きられる共同体とはどのようなものか。古代アフリカのアニミズムと宇宙論、西洋哲学や生物学をも渉猟しながら、アイデンティティ、国民国家、契約、所有といった西洋的価値観から離れ、地球すなわち〈全‐惑星〉の共同体、ひいては人間存在の再想像/再創造を試みる。世紀を代表する思想家が見据える未来とは。
「ゆえに立ち戻ろう、地球に。私たちの惑星、最後のユートピアに。他の惑星と違い、地球は歓待することができる。言い換えれば、ひとつ以上のものに、すなわち多様体に場を譲り渡すことができる。」(本文より)
◎目次
第一章 不活性な生産
第二章 土地取得
第三章 第二の天地創造
第四章 生命の計量
第五章 鏡の横断
第六章 最後のユートピア
【目次】
序文
序論
第一章 不活性な生産
第二章 土地取得
第三章 第二の天地創造
第四章 生命の計量
第五章 鏡の横断
第六章 最後のユートピア
結論
訳者解題
訳者あとがき
原注
事項索引



