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出版社内容情報
異世界に刻む新たな新選組の伝説!!
慶応4年5月30日。元新選組一番隊組長、沖田総司――病死。
幕末最強を謳われた剣士は戦場ではなく、床の上で短い生涯を終えた。
――そんな男が転生したのは魔術で戦う異世界!?
身体が弱く、【術式】を持たないことで家族にもないがしろにされていたリクルという男の子に転生した沖田。幸せとは言えない環境にありながらも体が動かせることに幸せを感じていた。
身体を鍛え、強くなることを目標とした沖田は、持ち前の剣の腕で馬鹿にしてくる人たちを圧倒する。
そんな中、自分以外にも新選組の仲間が転生してきている可能性に気が付く。「今度こそ新選組のみんなと最期まで戦いたい」そんな思いを持つ沖田の前にある人物が現れて―…？
天才剣士 沖田総司が異世界魔法を斬り裂く!!
【目次】
プロローグ 転生、沖田総司
第一章 異世界の剣士
第二章 懐かしき感覚
第三章 都の学び舎
第四章 新選組の鬼
第五章 人斬り以蔵
第六章 幕末の暴君
エピローグ 僕たちの新選組
内容説明
慶応４年５月３０日。元新選組一番隊組長、沖田総司―病死。幕末最強を謳われた剣士は戦場ではなく、床の上で短い生涯を終えた。―そんな男が転生したのは魔術で戦う異世界！？身体が弱く、“術式”を持たないことで家族にもないがしろにされていたリクルという男の子に転生した沖田。身体を鍛え、強くなることを目標とした沖田は、持ち前の剣の腕で馬鹿にしてくる人たちを圧倒する。そんな中、自分以外にも新選組の仲間が転生してきている可能性に気が付く。「今度こそ新選組のみんなと最期まで戦いたい」そんな思いを持つ沖田の前にある人物が現れて―…？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鮫島英一
16
歴史上の人物をどこか別の場所に登場させてみたら。ストーリーがオーソドックで、沖田総司以外の別の人物でも十分に成立するだろう。僕は異世界で沖田総司が縦横無尽に活躍する物語がみたいだけなので、過去のしがらみとか同じ境遇の人物が多数登場するとか正直いらなかった。沖田総司の強さに焦点を当てて欲しいのだ。その意味では似たような作品である「サムライ転移」の方が高評価。こちらはサムライの浮いた感じに焦点を置いてる。沖田の要素を持ち込み過ぎて異世界という気がしないと思うのは読者の我が儘だろうか？2024/02/05
nishiyan
12
戦場ではなく床の上で生涯を終えた沖田総司が身体が弱く魔術の一種である術式を持たずに生まれたが故に虐げられて育った男爵家次男リクルに憑依転生する異世界ファンタジー。鍛錬を積みながら過ごす雌伏のときを経て、彼が無双する姿は痛快でありながら、どこか悲壮感が漂うところは興味深い。前世に悔いを残しているからこそ、再び新選組を作りたいと願う彼の中にある想いが何と儚いものだろう。その迷いを断ち切ったのが因縁深いあの人物というのも実に面白かった。今後、幕末のあの時代を生きた転生者がどんな形で登場するのか。次巻が楽しみ。2024/01/08
凜音
8
読了 病に伏し無念を抱えながらその命を終えた沖田総司。 暗い世界。 1つ明かりに目を凝らし、見えたのは魔術で戦う世界で"術式"を持たない1人の少年の姿だった。 彼の慟哭に応えるべく転生するして始まる異世界ファンタジー。沖田総司が転生します。どゆこと？って感じでびっくりのファンタジー作品でしたが、夢小説的な感じがしますね… 無念を胸に、本来なら続くことの無い関係。 もし、彼が生涯を生き抜けたら。 あの戦場を走り抜けたら、そんな夢を異世界で。 新撰組の仲間たちと立ち向かいたかった、戦場に立ちたかった。2023/12/14
尚侍
6
とっても面白かった。いい意味で非常にシンプルなつくりの作品で、ひたすら沖田が強いというわかりやすさはとても良かったです。もし沖田総司が異世界に転生したらこんな感じになるんじゃないかなというあたりをうまく描き出していたので、読んでいて楽しかったですね。ただ、物語の最終的な落としどころがはっきりしていることに加え、扱っている題材的に異世界要素が薄まってしまっていることもあり、個人的には初巻だけで満足できる内容でした。2024/01/16
niz001
2
熱量は感じるけど…。レーナの術式はかなり有用だと思うんだが。2024/01/18
