実業之日本社文庫<br> ムシカ―鎮虫譜

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実業之日本社文庫
ムシカ―鎮虫譜

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  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408558318
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

無限に襲いかかる虫!虫!虫!
死の孤島で生き残れ!

『アリアドネの声』で話題の著者最新文庫
衝撃の音楽(ムシカ)×パニックホラー

スランプに悩む音楽大学の同級生グループが夏休みに訪れたのは小さな無人島。そこには霊験あらたかな音楽の神が祀られているという。しかし、上陸し神社をお参りする彼らを待っていたのは、カメムシの大群だった。カマキリ、スズメバチ、ムカデ……次々と襲撃される彼らの前に現れたのは謎の巫女。虫の怒りを鎮める音楽「鎮虫譜」の真実とは?
解説/若林踏

内容説明

虫たちが次々に襲い来る!超弩級パニックホラー!スランプに悩む音楽大学の同級生グループが夏休みに訪れたのは小さな無人島。そこには霊験あらたかな音楽の神が祀られているという。しかし、上陸し神社をお参りする彼らを待っていたのは、カメムシの大群だった。カマキリ、スズメバチ、ムカデ…次々と襲撃される彼らの前に現れたのは謎の巫女。虫の怒りを鎮める音楽「鎮虫譜」の真実とは?

著者等紹介

井上真偽[イノウエマギ]
神奈川県出身。東京大学卒業。『恋と禁忌の述語論理(プレディケット)』で第51回メフィスト賞を受賞しデビュー。2016年には第二作『その可能性はすでに考えた』が、第16回本格ミステリ大賞の候補に選ばれる。2017年、『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』が本格ミステリ・ベスト10の第1位に輝く。同年「言の葉(コトノハ)の子ら」が第70回日本推理作家協会賞短編部門候補に。2020年には「青い告白」が第73回日本推理作家協会賞短編部門候補に。『探偵が早すぎる』は2度連続ドラマ化され大きな話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

307
レビューを拝見する限り、少し"否"が多めの賛否わかれる作品という印象。個人的には思わぬ掘り出し物で、ひょっとするとこれまでに読んだ著者の本の中で一番好きかもしれない。ミステリ愛好家からすると、ややニーズから外れたところに位置する一冊であり、パニック物が好きな読者にとっては、危機が迫る怖さや、異常事態を納得させるだけのリアリティに欠ける。しかし、人がRPGを上手に進めるのを横で見ているような楽しさがあり、ミッションクリアにあたって、解説で言及されるジャンル横断のバランスの良さは光っている。2024/04/18

よっち

26
スランプに悩む音楽大学の同級生5人が夏休みに訪れた瀬戸内海の小さな無人島・笛島。音楽の神が祀られる神社にお参りしようとした彼らが、虫の大群に襲われる虫×音楽ミステリ。牢屋に閉じ込められた巫女、襲ってくる大量の虫、居合わせたピアニストの少女&マネージャーコンビと、島に伝わる笛を狙う窃盗団。音大組は分断されて、窃盗団は因果応報のパニックホラー的展開でしたけど、探偵役の少女・奏や音大組の面々が関わることで虫の怒りを鎮める「鎮虫譜」の真実に迫り、悩める音大組たちの転機にも繋がってゆく結末はなかなか良かったですね。2023/10/06

おうつき

21
異色のモンスターパニック風味の小説。音楽で虫をコントロールするという着想が面白く、『アリアドネの声』でも感じた著者のストーリーテリングの巧さが存分に発揮されている。特別虫が苦手という訳ではないが、視覚的に想像するとゾワゾワしてしまうような描写が多かった。パニック物としては王道の展開を踏襲しつつも、割とあっさりしていて緊迫感はさほど感じられなかったが、それでもグイグイと読ませる内容だった。才能に悩む音大生達のキャラクターがストーリーに自然にマッチしているのも良かった。2024/07/06

bayashi

20
井上真偽先生の虫と音楽をテーマにしたパニックホラー。全員なーにやってんだ、って動きなんだけどだんだん慣れてくる。様式美ですし。このあたり映像作品だとなんとも思わないのはやっぱり絶対的なスピード感の差なのかしら。なんだかんだ最後まで楽しく読めて、特に終わりに向けての盛り上げ方なんか先生さすがです、という感じ。ただ一番の謎は序盤で正体わかってしもうた。かっこよくて好きなんです。ボス戦でよくある。2023/10/19

なみ

19
スランプ中の音大生5人が訪れたのは、音楽の神様がいると言われている島。 しかしそこには、人間を襲う虫がいて──。 音楽によって虫たちを鎮める巫女や、取材に来たと話す集団、謎のピアニストとそのマネージャーなど、様々な立場の人も現れ、物語は動いていきます。 果たして、彼らは無事に帰れるのか。 そして“手足笛”の正体とは……。 先が気になる展開の連続で面白かったです。 虫が出てくるシーンは、なるべく場面を想像しないようにしながら読みました。2023/12/15

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