出版社内容情報
薬局、ドラッグストア店頭におけるPOP広告は、販売第一線で出来る販促手段として有力で、新製品や季節商品には特に効果を発揮する。本書は、多くのOTCおよび医薬部外品の中からPOP効果貢献の大きい薬効群を選び、薬剤師がそれらの薬が持つ特長を主張するPOP広告フォーマットを全色カラーで出力できる。薬剤師が本格的にPOP広告を見直し、はじめて体系づけた内容。著作権フリーCD-ROM付。
内容説明
POP広告といえども立派な医薬品の情報提供ツールであることを認識しておく必要があります。薬剤師はもっとPOP広告作製に積極的に関わる必要があるのではないでしょうか。本書は薬剤師職能とPOP広告についてわかりやすく説明し、どのように専門知識を消費者に伝えればよいのか具体的に薬効群ごとに提示しています。
目次
第1章 POP広告と薬剤師(新世紀を迎えた薬剤師;薬局・ドラッグストアの薬剤師と販売促進)
第2章 POP広告の考え方(POPの考え方;一般用医薬品の情報収集 ほか)
第3章 一般用医薬品・医薬部外品のPOP事例と関連イラスト(一般用医薬品;一般用検査薬 ほか)
第4章 CD‐ROMの操作説明
著者等紹介
宮本悦子[ミヤモトエツコ]
1948年生まれ。金沢大学薬学部卒業。薬学博士。現在北陸大学薬学部病院薬学教室教授。専門は医療薬学。患者にやさしい製剤開発を目指し、経皮吸収に関する研究を行っている。また、バイオエシックス教育への関わりの一つとして医学用語の啓発活動を行っている。地域の医療従事者、教員、学生とともに、小冊子「メディおばさんの木陰で」シリーズを製作、現在、ホームページ上での配信やブックレットの配布を行うとともに、点字、立体画、音声機能を付加したバリアフリー教材の開発に力を注いでいる。石川県薬剤師研修協議会委員、日本薬学会北陸支部幹事、私立薬科大学教科検討委員会医療薬学部会委員、近畿地区薬学部学生実習に関する協議会委員
大嶋耐之[オオシマタエユキ]
1959年生まれ。京都薬科大学卒業。京都薬科大学大学院薬学研究科修了。名古屋大学大学院医学研究科満了。医学博士。現在北陸大学薬学部病院薬学教室助教授。専門は医療薬学。医療現場におけるバリアフリーの推進に向けて活躍中。私立大学情報教育協会情報研究分科会薬学分科会委員、薬物療法QOL研究会代表幹事、石川カウンセリングサークル“ひまわり”会長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。