じっぴコンパクト
0系新幹線から始まる昭和の鉄道風景

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  • サイズ B40判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408420103
  • NDC分類 686.21
  • Cコード C0265

内容説明

昭和39年の東海道新幹線開業と共に走り始めた0系新幹線の引退で、昭和の国鉄黄金時代を築いた車両は、ほぼ第一線を退くことになる。全国各地のローカル線が姿を消し、国鉄がJRに生まれ変わるなかで、私たちが見失ってしまった心に残る「鉄道風景」を、鉄道写真界の第一人者である著者が、秘蔵の写真と珠玉のエッセイでまとめた一冊。鉄道ファンならずとも、思わず心動かされるレトロなシーンを多数掲載。

目次

1 新幹線「夢の超特急」誕生
2 百花繚乱国鉄の優等列車
3 個性たっぷりの機関車たち
4 鉄道をめぐる風俗、連絡船など
5 都会を走った身近な電車
6 ローカル私鉄挽歌―消えた鉄路
番外編 オジ鉄のカメラ機種遍歴―ボルタ判500円のカメラや、富士ペットからの事始め

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

43
2008年刊。著者は1946年生まれの鉄道カメラマン兼ライター。車両や駅、乗員乗客のモノクロ写真がいっぱいで、私は食堂車内の風景が懐かしかった。新幹線の食堂車は1974年開始で私は13才。美味しいだろうなあと憧れた。ファミレスもまだ無く、外食は贅沢なものだった。6才頃、祖父の葬儀のため岩手に夜行列車で行った。硬い座席で大人は何とか眠ろうとしていたが、私は窓辺の冷凍蜜柑を食べたかった。本書は著者の郷里である福井を含め、多くの鉄道の思い出が語られている。鉄道に関係する読者の記憶を呼び起こしてくれるだろう。2023/07/17

つちのこ

4
鉄ヲタには嬉しい内容。昭和39年開業の0系新幹線から、国鉄時代のレトロ車輛、私鉄ローカル線の車両を当時の風景写真を交えて思い出のエッセイを綴っている。なかでも1976年まで名古屋城のお堀の中を走っていた瀬戸電は私も何度か乗ったことがある車輛で、写真をみるにつれ懐かしく感慨にふけることができた。(2009.5記)2009/05/24

Naota_t

1
元アニメーターのプロカメラマンの写真がどれもがとても感慨深い。 電車の写真見て何か感じたことは一度もなかったけれど、堅実な平行線や余白の使い方、構図から雄大さや迫力、慈愛、郷愁が伝わってきた。 鉄道写真っていろんな要素があって、すごく難しそう。 別に鉄道に思い入れはなかったけれど、著者の語りで愛着が湧いた。 ちなみに自分が好きなのは京阪の梅田―神戸間。 思い入れもあるけれど、六甲山を見ながら走る夙川あたりの桜並木とか、京阪独特のロマンスカーとか「上品」な車内が好きでした。2012/03/12

ふじさん

0
興味はあったが、遠くまで写真を撮りに行くほどのやる気はありませんでした。子供の頃から写真を撮っていたら人生が変わったかもしれません。2011/04/27

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